科目情報
科目名 音楽 
クラス − 
授業の概要 普段耳なじみのないと思われているクラシック音楽も、実はその触りの部分は意外にたくさん使われています。そんな「実はよく耳にしているクラシック音楽」を入り口に、作曲家や作品についての解説を通して音楽史の知識を身につけます。また、少人数のグループに分かれ、各グループが選んだ楽曲等について、講義内で発表します。 
授業の到達目標 聞き覚えのあるクラシック音楽を足がかりに、さまざまな作曲家を把握しまた作品を鑑賞することによって、クラシック音楽についての認識を深め、その発展の過程と多様性に触れ、教育者として必要な基礎知識とします。 
授業計画
内容
1オリエンテーション
J.S.バッハ トッカータとフーガ ニ短調
バロック時代の作品について 
2J.S.バッハ 主よ人の望みの喜びよ
カンタータ及びオラトリオについて 
3L.v.ベートーヴェン 交響曲第5番 ハ短調 作品67“運命”
古典派の作品について 
4F.ショパン ノクターン第2番 変ホ長調 作品9-2
ロマン派のピアノ曲について 
5P.I.チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23
協奏曲及び協奏的作品について 
6A.ドヴォルジャーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95 “新世界より”
ロマン派の管弦楽作品について 
7C.サン=サーンス 組曲「動物の謝肉祭」
組曲作品について 
8G.ビゼー カルメン前奏曲
オペラについて 
9P.I.チャイコフスキー 白鳥の湖 
バレエ作品について 
10G.ヴェルディ レクイエム
さまざまなレクイエム 
11R.シュトラウス ツァラトゥストラはかく語りき
ロマン派の標題音楽について 
12C.ドビュッシー ベルガマスク組曲より第3曲《月の光》
印象派の作品について 
13グループによる発表と質疑応答
楽器の構造や音楽の形式について等 
14グループによる発表と質疑応答
Jポップなど邦楽について等 
15グループによる発表と質疑応答
洋楽について等 
 
テキスト・参考書 教科書は特に使用しません。
参考書:岡田 暁生 著 『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』(中公新書、2005年) 
自学自習についての情報 授業で説明を受けた作曲家や楽曲について、自ら興味を持って復習し、関連する楽曲を視聴する機会を設けてください。
講義内での発表に備え、楽曲や作曲家についての関連事項も調べてください。 
授業の形式 講義(部分的に演習形式も取り入れることがあります) 
アクティブラーニングに関する情報 2人〜5人程度のグループに分け(登録受講生数によって増減します)、グループごとに選んだ楽曲、作曲家について、第13回〜第15回講義で発表します。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 全授業回数の3分の2以上の出席を必要条件とします。
各回ごとの簡易レポートの提出と第13回〜第15回授業におけるグループ発表の内容の双方で評価します。
出席を含めた授業への主体的参加状況と各回の簡易レポートの内容(50%)
グループ発表の内容(50%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 受講生の状況に応じて、シラバスの内容、順序等を変更する場合があります。
授業終了後に提出予定の簡易レポートで授業内容その他についての質問事項も受付ます。質問の回答は、原則翌週の授業でコメントします。 
担当講師についての情報(実務経験) 本学着任後から鑑賞教材についての研究を継続しています。