科目情報
科目名 小中一貫教育論 
クラス − 
授業の概要 小、中学校間の接続は、現行学習指導要領の要点のひとつであり、子どもの学びの連続性を保障する小中一貫教育の推進が重要な教育課題として位置付けられる。そこで,以下の内容で授業を展開する。
・小中一貫教育を踏まえた教育課程の在り方を考える
・小中一貫校の実践から一貫性のある教育活動の展開事例を学ぶ
・小中一貫教育の可能性を探る 
授業の到達目標 ・小中一貫教育を踏まえた教育課程の在り方が説明できる。
・小・中学校の一貫性のある教育活動の展開事例を複数提示できる。
・小中一貫教育の意義についての考えを述べられる。 
授業計画
内容
14/12(水)1限 @ オリエンテーション 
24/12(水)2限 A 小中の違いを読み解く 
34/26(水)1限 B 校種間連携の意義と小中一貫教育の「現状と課題」 
44/26(水)2限 C 京都市立開睛小中学校の実践に学ぶ 
55/24(水)午前 D フィールドワーク1(予定)
           京都市立開睛小中学校 前期課程を中心に 
65/24(水)午前 E フィールドワーク1(予定)
           京都市立開睛小中学校 後期課程を中心に 
75/31(水)2限 F フィールドワーク1の振り返り 
86/7(水)1限 G 小中一貫カリキュラムマネジメント 
96/7(水)2限 H 京都教育大学附属京都小中学校の実践に学ぶ  
106/21(水)午前 I フィールドワーク2(予定)
           京都教育大学附属京都小中学校 初等部を中心に 
116/21(水)午前 J フィールドワーク2(予定)
           京都教育大学附属京都小中学校 中・高等部を中心に 
127/5(水)1限 K フィールドワーク2の振り返り  
137/5(水)2限 L 「教育とは何か」から小中一貫教育を考える   
147/19(水)1限 M 実践したい小中一貫教育 教育構想を立てる 
157/19(水)2限 N 実践したい小中一貫教育 発表

※以上 1日2コマを基本として進めます。  日程はFW先の都合等により変更する場合があります。

※小中学校の授業や行事予定等が変更される可能性があります。そのため,FWの受け入れや日程,外部講師の都合等に変更が生じることもあります。授業を進めながら,臨機応変にシラバスを変更することについても,ご承知おきください。 
 
テキスト・参考書 参考書 新しい教職教育講座 教職教育編2「教職論」ミネルバ書房 
自学自習についての情報 授業者の実践を踏まえて講義に臨むためには,初田幸隆『小中一貫校をつくる』ミャオビパブリッシングを参考にするとよい 
授業の形式 講義、実践家との対談、演習、フィールドワーク等
場合によってはオンライン形式の講義を一部取り入れることもあると考えられる 
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ワーク、レポート作成、さらには小中一貫教育の実践者との対話やフィールドワーク等を通して、主体的に得た情報をもとに、設定した課題の解決に向けての道筋を考えるなど、より深い学びをめざす 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表やグループワーク、複数のレポートにおいて以下の到達目標に照らして総合的に評価する。
・小中一貫教育を踏まえた教育課程の在り方を説明できる(30)
・小中学校の一貫性のある教育活動の展開事例を複数提示できる(40)
・小中一貫教育の意義についての考えを述べられる(30) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) ※2回のフィールドワークには必ず参加すること。やむを得ない事情がある場合は事前に相談すること。 フィールドワークは授業日の午前中に行う。5/24と6/21を予定しているが現在相手校と調整中。
※原則1日に2時間の連続講義を行う。このため,1日欠席すると2時間の欠席となるため,欠席には特段の留意をすること。
※実習と重なるなど,やむを得ぬ事情については遠慮なく相談すること。 
担当講師についての情報(実務経験) 元中学校教員。京都市の小中一貫校の開校準備に組織の中核として携わり,義務教育学校の教頭,校長を務める。
これらの経験を基に,校種間を越えて教育実践ができる人材の育成を図る。