科目情報
科目名 初等教育方法・技術論 
クラス b 
授業の概要 これからの社会を担っていく子どもたちに求められる資質・能力を育成するために必要な教育方法・技術及びICT(情報通信技術)の活用に関する基礎的な項目を取り上げる。あわせて授業及び保育を教師の立場(教える立場)から捉え、教師としての見方・考え方を学ぶことによって、教員としての実践的指導力の基礎を培う。 
授業の到達目標 教員としての実践的指導力の基礎を培うために、
1.教育方法・技術に関する基礎的な知識・技能をもとに、教える立場から授業・保育を考えることができる。
2.教育におけるICT活用の在り方を理解し、ICTを効果的に活用した教育を構想・実践することができる。 
授業計画
内容
1授業を構成する要素、教えることと学ぶこと 
2教育目標の設定 
3授業・保育の構想と教材研究・教科書分析 
4主体的・対話的で深い学びを実現する指導言 
5主体的・対話的で深い学びを実現する学習形態 
6教育評価・学習評価と授業・保育の振り返り 
7学習指導案・指導計画の作成 
8前時までのまとめ、ICT活用の意義 
9情報活用能力(情報モラルを含む)の内容と育成 
10プログラミング教育の考え方、外部人材・機関との連携 
11遠隔教育・オンライン教育の考え方と方法 
12様々なICTに支えられた学校教育(校務、環境整備) 
13指導・評価における教育データの利活用と教育情報セキュリティ 
14各教科等におけるICT活用の事例と方法 
15ICTの基本的な操作に関する指導
最終試験(または最終レポート) 
 
テキスト・参考書 テキスト:なし
参考書は、『幼稚園教育要領解説』、『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』、『小学校学習指導要領解説(総則編)』『中学校学習指導要領解説(総則編)』『高等学校学習指導要領解説(総則編)』(すべて、最新版)
田中耕治編『よくわかる授業論』ミネルヴァ書房。また必要に応じてプリントを配布する。  
自学自習についての情報 授業毎に配布する資料を用いて、各自復習を行うこと。授業内容の理解を深めるために、関連する他の授業との関連性を意識して受講してほしい。また教育関係のニュースなどに注目し理解しておくこと。 
授業の形式 講義、一部演習 
アクティブラーニングに関する情報 ペアワーク、グループワーク、発表を一部取り入れる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1.授業への参加度15%  2.授業での提出物25%  3.最終試験(または最終レポート)60% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし 
担当講師についての情報(実務経験) 寝屋川市立中学校教諭(数学)、大阪府教委・寝屋川市教委指導主事、寝屋川市立小学校教頭・校長、奈良教育大学特任准教授などを経て、現在甲南女子大学教授。専門は、教育方法学、数学教育学。