科目情報
科目名 中等工業科教育II 
クラス − 
授業の概要 工業技術教育の歴史と現在に至る学習指導要領(工業編)の変遷を踏まえて、これからの工業教育に求められる教科内容の在り方を、個々の科目、特に電気、機械分野の科目について考察し、専門科目に関する基礎的理解を深めるとともに、学習指導案の作成や模擬授業の実践実施などを通して実践的な指導力を養う。 
授業の到達目標 @産業構造や就業構造など社会的状況と生徒の実態などの変化に伴って学習指導要領が改訂されてきたことを理解することができる。
Aこれからの工業科教育の在り方を考える基礎を身に付けることができる。
B工業科の教育課程とそこに位置づけられる個々の科目を知るとともに、実際に授業を実施するうえで必要な技能習得に関する知識、情報通信技術の活用に関する知識を理解することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション(講義内容・進行・評価について説明):担当 中峯浩
 
2「電気」分野科目1(電気基礎):中峯浩 
3「電気」分野科目2(電気機器):中峯浩 
4「電気」分野科目3(電気回路):中峯浩 
5「電気」分野科目4(電子回路):中峯浩 
6「電気」分野科目5(マイコン制御):中峯浩 
7「情報」分野科目1(プログラミング技術)情報通信技術の活用:多田知正
  
8「情報」分野科目2(ハードウェア技術)情報通信技術の活用:多田知正 
9「情報」分野科目3(ソフトウェア技術)情報通信技術の活用:多田知正 
10工業技術教育の歩み:原田信一 
11学習指導要領(工業編)の変遷と課題:原田信一 
12工業科の教育課程と授業実践:原田信一 
13工業科教育の展望:実地指導講師 谷口正朋 
14学習指導案の作成:谷口正朋 
15まとめのディスカッション:中峯浩 
 
テキスト・参考書 テキスト:文部科学省「高等学校学習指導要領解説 工業編」(最新版)
必要に応じてプリント資料等を配布する。 
自学自習についての情報 あらかじめ出された課題については、必ず授業前までにやっておくこと。また、授業後は、課題プリントにより「振り返り」を行い、期限までに提出すること。さらに、テキストや授業で使用した参考資料などを復習すること。 
授業の形式 講義、演習ならび発表 
アクティブラーニングに関する情報 講義の内容によっては、BS(ブレインストーミング)法+KJ法、ディスカッション、模擬授業の実践および授業分析など、グループによる協働的な学習を活用する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業に向かう姿勢や内容の理解度、授業やグループワーク等への参加状況30%
課題の発表・レポート70%
また”教員”としてのモラルに反する行動に対しては、その程度に応じて減点を行う。
原則として、特別な理由なく4回以上欠席した場合は評価の対象としない 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験) 第13〜14回の講師は、公立工業高校において実務経験を有する現職教員である。高校工業科での授業で役に立つ内容となる。