科目情報
科目名 教育統計学演習I 
クラス − 
授業の概要 教育統計学についての基礎となる記述統計、推測統計の概説および演習を行う。 
授業の到達目標 1.心理学や教育学の研究に際して最低限必要な統計知識を習得する。
2.Pythonを用いて、授業内で学んだ分析を実行することができる。
 
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2Pythonの演習(四則演算・変数) 
3Pythonの演習(リスト・for文・関数) 
4尺度水準 
5データの可視化 
61変数の統計量(平均・標準偏差) 
72変数の統計量(共分散・相関係数) 
8相関係数の注意点(偏相関係数など) 
9推定1:確率・標本抽出 
10推定2:点推定 
11推定3:区間推定 
12推定4:差の推定 
13検定1:差の検定(t検定) 
14検定2:p値の注意点・サンプルサイズ設計 
15ふりかえりと今後に向けて 
 
テキスト・参考書 川端一光・荘島宏二郎(2014)心理学のための統計学入門.誠信書房

<参考書>
南風原朝和(2002)心理統計学の基礎 -- 統合的理解のために.有斐閣
辻真吾(2018)Pythonスタートブック[増補改訂版]技術評論社
赤石 雅典(2022)最短コースでわかるPythonプログラミングとデータ分析 日経BP
馬場 真哉(2022)Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書 翔泳社

<参考サイト>
Danielle J Navarro & Dvid R Foxcroft(著)芝田征司(訳)jamoviで学ぶ心理統計 https://bookdown.org/sbtseiji/lswjamoviJ/
*補足資料としてプリントを配布する。 
自学自習についての情報 授業の前後で授業のテキストの該当箇所を一通り読むこと。
第2回以降,毎回課題を課す。課題に取り組んで授業内容の理解を深めること。
 
授業の形式 講義形式およびパソコンを使用した実習形式(テキストと配布資料を用いる)。 
アクティブラーニングに関する情報 プログラミングを用いた実習も行う。
 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 出席・毎回の課題提出(50%)、最終レポート(50%)による総合的評価を行う。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 過去の授業アンケートの結果、授業内容の難易度は高く、1回の授業欠席でも学習理解の妨げとなる。そのため、原則として毎回出席すること。
なお、受講生の理解度に応じて、授業計画を変更する場合がある。
 
担当講師についての情報(実務経験) 研究業務において,プログラミングと統計学を日常的に利用している。