| 科目名 | 法律学研究 | 
    
     | クラス | − | 
 | 授業の概要 | この講義では、刑法の各論部分について取り扱い、個別の犯罪の成立要件について具体的に取り組む。 | 
 | 授業の到達目標 | ・各犯罪の成立要件を学習する。 ・社会で生ずる事件について、理論的に説明し、自身の意見を述べられるようにする。
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 | 授業計画 | 
   
    | 回 | 内容 |  | 1 | ガイダンス、刑法各論について、生命・身体に対する罪の基礎 |  | 2 | 殺人の罪 |  | 3 | 傷害の罪、過失傷害の罪 |  | 4 | 自動車運転による傷害の罪、遺棄の罪 |  | 5 | 脅迫の罪、逮捕・監禁の罪 |  | 6 | 略取・誘拐の罪、住居を侵す罪 |  | 7 | 名誉に対する罪、信用・業務に対する罪 |  | 8 | 財産犯総論、窃盗の罪その1(窃盗罪の保護法益) |  | 9 | 窃盗の罪その2(窃盗罪の構成要件、親族相盗例、不動産侵奪罪) |  | 10 | 強盗の罪その1(強盗罪の構成要件) |  | 11 | 強盗の罪その2(強盗罪の未遂・予備、事後強盗罪)、横領・背任の罪その1(横領罪と背任罪の本質の違い) |  | 12 | 横領及び背任の罪その2(横領罪の構成要件、背任罪の構成要件)、毀棄・隠匿の罪 |  | 13 | 放火・失火の罪その1(社会的法益に対する罪としての放火罪の保護法益・本質、現住建造物等放火罪) |  | 14 | 放火及び失火の罪その2(非現住建造物等放火罪、建造物等以外放火罪、延焼罪、失火罪、業務上・重過失失火罪、消火妨害罪) |  | 15 | 国家的法益に対する罪 |  | 
 | テキスト・参考書 | テキストについては、初回ガイダンスで案内する。 以下は参考書である。
 ・刑法基本講義総論・各論第3版 出版社:有斐閣 著者:佐久間修・橋本正博・上嶌一高
 ・刑法各論第2版 出版社:成文堂 著者:佐久間修
 ・刑法各論判例50! 出版社:有斐閣 著者:十河太朗・豊田金彦・松尾誠紀・森永真綱
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 | 自学自習についての情報 | 毎回の講義でレジュメを配布するので、講義終了後にはレジュメ、参考書で復習を行うこと。 | 
 | 授業の形式 | 講義形式 | 
 | アクティブラーニングに関する情報 | 適宜確認テストを行い、学習理解度に応じて講義内容も対応する。 | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | 成績評価は期末試験75%、確認テスト25%として評価する。 | 
 | その他(授業アンケートへのコメント含む) | 当講義内でも解説はするが、刑法総論分野について一定の理解が必要なため、できれば、法律学概論など他講義で刑法総論について学んでいることが望ましい。 | 
 | 担当講師についての情報(実務経験) |  |