| 科目名 | 社会科教育演習IIB | 
    
     | クラス | d | 
 | 授業の概要 | 今日の教員は学び続けることが要請されている。本科目では、文献を探す方法、高度な内容の文献を読む方法、プレゼンテーションの仕方など、自ら学ぶために必要となる事柄を説明し、また様々な政治的問題や思想的主題について解説したうえで、それについて討論を行う。併せて、卒業論文の指導を行う。 | 
 | 授業の到達目標 | 1.高度な内容の本の読解力、プレゼンテーション能力、討議能力を身に付けることができる。 2.小学校、中学校、高等学校での政治に関する教育を行うために必要な、現代の政治の諸問題の知識を修得することができる。
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 | 授業計画 | 1回目はイントロダクションと、読む本についての説明を行う。 2〜11回は、受講生が担当部分に関してプレゼンテーションを行い、それに基づいてディスカッションをする。
 12〜15回は、卒業論文のテーマに関して各自発表を行う。
 
   
    | 回 | 内容 |  | 1 | オリエンテーション −卒業論文の進捗状況の報告など |  | 2 | 解説と討議(1) −現代の政治理論 |  | 3 | 解説と討議(2) −立憲主義について |  | 4 | 解説と討議(3) −日本の安全保障を巡って |  | 5 | 文献購読と質疑応答(1) −『集団的自衛権の思想史』序章と第一章 |  | 6 | 文献購読と質疑応答(2) −『集団的自衛権の思想史』第二章と第三章 |  | 7 | 文献購読と質疑応答(3) −『集団的自衛権の思想史』第四章と第五章 |  | 8 | 中間考察と討議 |  | 9 | 卒業論文の概要・章立ての報告 |  | 10 | 各卒業論文に関する討議 |  | 11 | 卒業論文のプレゼンテーション |  | 12 | 各プレゼンテーションに関する討議 |  | 13 | 卒業論文の最終報告 |  | 14 | 現代の政治理論について各自の報告 |  | 15 | 最終総括 |  | 
 | テキスト・参考書 | 篠田英郎『集団的自衛権の思想史』風行社 | 
 | 自学自習についての情報 | 毎回、前回の内容を振り返り、疑問点などをまとめて授業に臨むこと。購読の際、担当の箇所を精読し、プレゼンテーションのためのレジュメを作成すること。自身の研究の方向性を考えること。 | 
 | 授業の形式 | 演習形式。 | 
 | アクティブラーニングに関する情報 | グループ・ディスカッション、プレゼンテーションを行う。 | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | 1.授業への参加態度(50%) 2.授業中の報告(50%)
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 | その他(授業アンケートへのコメント含む) | 前年度授業アンケートの結果、討議の時間を増やす。 | 
 | 担当講師についての情報(実務経験) | 免許更新講習講師、高校生への授業提供、京都市教育委員会夏季研修講師の経験がある。 |