科目情報
科目名 リスニングIB 
クラス − 
授業の概要 映画『 シャレード (Charade)』を見て、その中で使われている様々な英語表現の聞き取りを行う。映画は学習者用に作られたものではないので難易度は高いが生の英語に触れることができる良い教材である。映像が内容理解の助けとなり、どんな表現をどんなふうに使うのかが覚えられる。本作品で使われている英語は明瞭で比較的聞き取りやすいが、会話のスピードが速い部分がある。また、テキサス訛り、アメリカ東海岸訛り、Parisが舞台となるのでフランス語訛りの英語も聞くことができる。機知に富んだやりとりが理解できるよう取り組む。テキストのタイトルには「名作映画でTOEIC めざせ500」とあるが、TOEIC対策講座ではない。TOEIC形式の比較的簡単な問題を利用し、ストーリー展開と会話理解のためのヒントとする。 
授業の到達目標 ・映像を手掛かりにしながら、ナチュラル・スピードで話される映画の英語を理解できるようになる。
・聞き取った会話の意図が理解でき、映画のプロットを英語で要約できるようになる。
・英語でのやり取りの面白さ、ユーモアなどが理解できるようになる。 
授業計画
内容
1 オリエンテーション  Unit 1 Secrecy (1) スキー場での出逢い 
2  Unit 2 Secrecy (2) 招かれざる客 
3 Unit 3 Danger (1) アメリカ大使館 
4 Unit 4 Danger (2) ナイトクラブの恐怖 
5 Unit 5 Best Spy (1) 極秘の依頼 
6 Unit 6 Best Spy (2) 正体を追え! 
7前半 (Unit 1〜6) のまとめ 
8中間テスト 
9 Unit 7 Who's Lying? (1) 真実はどこに? 
10 Unit 8 Who's Lying? (2) 深まる謎 
11 Unit 9 Still Hungry (1) セーヌ川の恋人たち 
12 Unit 10 Still Hungry (2) 25万ドル、発見!! 
13 Unit 11 Charade (1) 深夜の決闘 
14 Unit 12 Charade (2) お遊びはこれまで 
15後半 (Unit 7〜12) のまとめ 
 
テキスト・参考書 名作映画でTOEIC(2) めざせ!500 シャレード ”Charade"   (英宝社)
英和、または英英辞書を持参すること。 
自学自習についての情報 進捗状況に合わせてテキストのWords & Phrases の予習を求めることがある。映画を前もって見ておく必要はありません。 
授業の形式 演習。受講生が練習問題の解答などを発表し、教員がそれに解説を加える。 
アクティブラーニングに関する情報 ペアワーク、グループワークを行う。グループに割り当てをしておき、前の時間に見た映画のプロットについて5〜10分程度の発表を行ってもらうことがある。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・授業への主体的取り組み 30%
・課題・発表 20%
・中間・期末試験50%   の配分で、総合的に評価する。
・遅刻早退3回で欠席1回とみなす。30分以上の遅刻早退は欠席とみなす。 単位認定には全授業の 2/3 以上の主席が必要。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 昨年度の講座で扱った映画「ノッティング・ヒルの恋人」に関しては、「教材と授業はやや難しめだが、説明と進度に関してはちょうど良い」と感じている受講生が大半でした。英語の映画を字幕なしで楽しめるようになってください。 
担当講師についての情報(実務経験) 京都・大阪での私立・府立・国立高等学校での勤務経験があります。原語でなければ味わえない世界があることを知り、人生や生活をもっと豊かで充実したものにするために外国語を学んで欲しいと思っています。