科目情報
科目名 英文学史A 
クラス − 
授業の概要 本授業ではイギリス文学の歴史を学ぶ。イギリス文学史は、英米文学を研究するための基礎知識であるとともに、英語学や英語教育を研究する上でも重要な教養となる。
このクラスでは、イギリス文学の黎明期から古英語・チョーサーの中期英語の時代を経て、シェイクスピアやミルトンのルネサンス文学、そして近代市民社会の文学と小説の誕生までを扱う。主要な作家や作品が、どのような歴史的・文化的文脈の中で生まれてきたのかを理解し、英語文化についての理解も深めてもらいたい。
授業の中では主要な作品について原文を読むが、それと並行して渡されたリストの中から、主体的に読書することも求められる。 
授業の到達目標 イギリス文学の主要作家や作品についての理解を深め、時代区分やジャンルを知る。
どのような歴史的・社会的流れの中で、文学が生み出されてきたのかについて理解を深める。
文学用語を理解し、文学作品を通して、幅広い歴史的関心を持つことを目指す。
 
授業計画
内容
1introduction 
2古英語の時代 
3英詩の父、チョーサーとその時代 
4ロマンスと騎士道 
5演劇の流れ 
6シェイクスピアとその時代@ 詩を中心に 
7シェイクスピアとその時代A 演劇を中心に 
8review 
9形而上詩人と王党派詩人 
10ピューリタン革命と王政復古期の文学@ 詩を中心に 
11ピューリタン革命と王政復古期の文学A 演劇を中心に 
12ポープからジョンソンへ 
13近代小説への流れ 
14歴史と文学 
15ディスカッションとまとめ 
 
テキスト・参考書 清宮倫子、清宮協子著『よくわかるイギリスの文学』(南雲堂)9784523177098 
自学自習についての情報 授業で取り扱う有名な英文学作品を紹介するリストを配布し、その中から好きな作品を選んで読書レポートを作成する。
また小テストに向けて、イギリスの歴史や時代性についてのリサーチを含めた予習・復習を行う。 
授業の形式 講義と演習 
アクティブラーニングに関する情報 受講生が独自で興味を持った作品を読み、リサーチを深める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業内での小テスト 30%
課題レポート 20%
期末試験 50%
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業の進め方について、初回授業で説明するので、必ず出席すること。作品の英語は難解ではあるが、日本語の助けを借りながら、しっかり読みこむこと。授業の1/3以上の欠席があると単位を認めない。 
担当講師についての情報(実務経験)