科目情報
科目名 美学概論II 
クラス − 
授業の概要 この講義では閉鎖型屋内庭園とでも言うべき「温室空間」をテーマとして過去から現代の思想、美術、写真、建築、庭園等を扱います。現世に楽園あるいはユートピアを現出させようとするさまざまな事例を知り、領域をまたいで思考します。関連する画像やテクストを読み、グループワークやグループディスカッションを通じて理解を深めます。 
授業の到達目標 20世紀後半から現在にかけての都市と環境についての美術、写真、建築、庭園等の実践を美術理論・美術史のテクストとともに理解し、こうしたテーマについて主体的に考え、語ることを目標とします。 
授業計画 受講人数などによって変更する可能性があります。
内容
1ガイダンス 
2トピック紹介(温室と絵画) 
3トピック紹介(閉鎖型屋内庭園) 
4トピック紹介(温室とガラス建築) 
5フィールドワーク(京都植物園) 
6トピック紹介(楽園とユートピア) 
7トピック紹介(文学のなかの温室) 
8トピック紹介(閉鎖環境実験施設) 
9フィールドワーク(モール) 
10振り返りおよび温室への眼差し 
11ディスカッション 
12テーマの形成 
13発表準備 
14発表 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 ジョン・ブレスト『エデンの園――楽園の再現と植物園』(加藤暁子訳、八坂書房、1999年) 
自学自習についての情報 時間外の課題があります。講義中に紹介する展覧会やイベント、映画、著作などを見て回ってください。 
授業の形式 基本的には演習形式。講義、講読、鑑賞、グループワーク、グループディスカッション、発表。 
アクティブラーニングに関する情報 グループワーク、グループディスカッション、発表。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表と成果物(70%)と積極的参加(30%)。
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) なし。 
担当講師についての情報(実務経験)