科目名 |
絵画表現 |
クラス |
− |
授業の概要 |
作家、思想、社会というテーマに分けて、絵画と時代の関連について思考と制作を繰り返します。最後には受講者で展覧会を企画し、展示します。 |
授業の到達目標 |
時代と絵画の関係を探り、自己の表現方法の選択へとつなげていくこと。また、展覧会企画によって、表現者と鑑賞者の双方を体験し、自己と表現について見つめなおす機会とする。 |
授業計画 |
主に実習室を中心として授業を行います。屋外を使用する場合もあるので、天候等の条件により授業内容や順番に変更が生じる可能性があります。
回 |
内容 |
1 | 表現とは(導入)―時代と表現 |
2 | 贋作を作る1―作家研究 |
3 | 贋作を作る2―技法研究 |
4 | 贋作を作る3―制作 |
5 | 贋作を作る4―制作、合評 |
6 | 思想を絵画に乗せることは可能か1―討論と取材 |
7 | 思想を絵画に乗せることは可能か2―制作 |
8 | 思想を絵画に乗せることは可能か3―制作、合評 |
9 | 現代社会と絵画1―討論と取材 |
10 | 現代社会と絵画2―制作 |
11 | 現代社会と絵画3―制作、合評 |
12 | 展覧会の企画1―展示テーマの設定と会場図の制作 |
13 | 展覧会の企画2―作品選定、制作と設置方法の検討 |
14 | 展覧会の実施3―作品制作 |
15 | 展覧会の実施4―展示と鑑賞会 |
|
テキスト・参考書 |
参考書:美術手帖編集部.『美術手帖2022年7月号 特集Gerhard Richter』.美術出版社.2022年 白仁成昭著.『絵本地獄』.風濤社.1980年 他にも個々人の制作に参考となるものを随時紹介します。 |
自学自習についての情報 |
授業時間内で深められなかったところについては、その他の時間と空間を利用して積極的に制作研究を行ってください。 |
授業の形式 |
実習を中心とし、一部講義とします。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
各自の制作を中心に行います。問いかけを契機に受講者の興味関心や視野が広がってゆき、自発的な研究へとつながることを目標にしています。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1) 授業に対する参加度・主体性・意欲(30%) 2) 課題・作品(50%) 3) 発表・レポート(20%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
一回生の素描を受講した上で選択するのが望ましいです。絵画の内容について、「解のない問い」を投げかけ続けます。討論や対話を通して、自己の正解を探ってください。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
絵画作品を中心とした制作・発表を継続しながら、中学校・高等学校で教員として勤務した経験を持ちます。 |