科目情報
科目名 立体素材研究 
クラス − 
授業の概要 図画工作や美術の教材としても展開可能な造形素材である、石膏/ワックス、陶土、紙/パルプを用いて制作に取り組む。
石膏/ワックスでは、粘土の型押しによる反転の形を造形する。
陶土では、自然の造形をヒントに半抽象的な形態に取り組む。
紙(パルプ)では、好きな動物の頭部を造形する。
 
授業の到達目標 素材の感触や特徴を知り、それぞれに適した扱いをすることができる。また、造形を楽しみながら自分なりに表現を発展させることができる。
 
授業計画
内容
1授業内容、各素材の説明
石膏 反転の形(試作) 
2石膏/ワックス 反転の形 
3石膏/ワックス 反転の形
紙(パルプ) 動物の顔 アイデアスケッチ
 
4紙(パルプ) 動物の顔 原型制作(粘土) 
5紙(パルプ) 動物の顔 原型完成 
6紙(パルプ) 動物の顔 石膏型取り 
7紙(パルプ) 動物の顔 石膏型取り(型洗い) 
8紙(パルプ) 動物の顔 パルプ成型 
9紙(パルプ) 動物の顔 パルプ成型(→乾燥)
陶土課題の資料となる素材探し 
10陶土 アイデアスケッチ 
11陶土 制作 
12陶土 制作 →乾燥・焼成(素焼) 
13紙(パルプ) 動物の顔 型割り出し・着色 
14陶土 削り作業 →焼成(本焼き) 
15合評会  発表・ディスカッション 
 
テキスト・参考書 テキストは使用しない。必要に応じて授業内でプリントを配布する。
参考書 
すぐ役立つ美術レッスン5 紙の造形,黒崎彰,六曜社
新しい教職教育講座教科教育編7図画工作科教育,第7章表現ー粘土に表す活動 p111〜p127,編著:波多野達二・三宅茂夫,ミネルヴァ書房
Photographs,Karl Blossfeldt,TASCHEN
没後25年八木一夫展 京都国立近代美術館,日本経済新聞社
       
自学自習についての情報 日ごろから身近なものの美しさ・面白さなどを感じ、造形的な視点で観察することを心がける。
いろいろなものの形や素材に興味を持つことが教材開発や造形のヒントにつながる。 
授業の形式 実習 
アクティブラーニングに関する情報 自分の作品についての発表、素材研究についてグループディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1. 作品提出(80%) 2. 授業への意欲等(20%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業内で作品集など、様々な作家や作品、展覧会情報を紹介する。
 
担当講師についての情報(実務経験)