科目情報
科目名 英語(アカデミック)上級 
クラス − 
授業の概要 本授業では、英文学の古典に入るLewis CarrollのAlice's Adventures in Wonderlandを読む。言葉遊びを分析しながら、英語の特性、英国の文化、時代背景などを理解したい。この作品は明治日本にもいち早く紹介されているので、言葉遊びへの尽きない翻訳者たちの挑戦の歴史を辿るのも興味深い。てはじめに、受講者は本名Charles Dodgsonとペンネームの関係を調べることを勧める。 
授業の到達目標 1.小説に描かれた世界を思い描くことができる。
2.英語の言葉遊びを楽しむことができる。
3.作者および作者の生きた時代についての知識をえる。 
授業計画
内容
1Introduction(授業の進め方、作者と時代についての講義) 
2Ch. 1 Down the Rabbit-Hole 兎穴を下って 
3Ch. 2 The Pool of Tears 涙の池 
4Ch. 3 A Caucus-Race and Long コーカス競争と長い長い尾話 
5Ch. 4 The Rabbit Sends in a Little Bill ビルの煙突掃除 
6Ch. 5 Advice from a Caterpillar 芋虫の忠告
 
7Ch. 6 Pig and Pepper 豚ん坊と故障 
8Ch. 7 A Mad Tea-Party はちゃめちゃお茶会 
9中間まとめ・ディスカッション 
10ch.8 The Queen's Croquet Ground 女王陛下のクローケー 
11Ch.9 The Mock Turtle's Story 海亀フーの物語 
12Ch.10 The Lobster Quadrille 海老踊り 
13Ch.11 Who Stole the Tarts? パイ泥棒は誰だ? 
14Ch. 12 Alice's Evidence アリスの証言 
15まとめ・ディスカッション 
 
テキスト・参考書 Alice in Wonderland: The Original 1865 Edition with Complete Illustrations by Sir John Tenniel
ISBN: 979-8749522310 
自学自習についての情報 毎回1章ずつ読む予定なので事前に読んで、言葉遊びのメカニズムを考えて授業に参加してほしい。 
授業の形式 演習形式。授業は発表担当者の発表を中心にディスカッションを行う。 
アクティブラーニングに関する情報 英語そのものへの理解だけでなく文化的背景についての知識も求められる。みずから幅広い情報収集に努めることが肝要である。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への貢献および口頭発表(40%)および小論60% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 原書を購入して丁寧に読み、基本となる英語力の養成に努めてほしい。 
担当講師についての情報(実務経験)