| 科目名 | 障害児生理・病理特論 | 
    
     | クラス | − | 
 | 授業の概要 | 障害のある児童、生徒の生理・病理(主に知的障害について解説するが、肢体不自由についても神経学的観点から概観する)についての解説を行った後、対象となる児童、生徒への具体的な教育的な支援方法について講義を行う。特に、手の運動をどのようにして育てるかについて注目する。 | 
 | 授業の到達目標 | 1)障害のある児童、生徒の生理・病理的な側面を理解する。2)「手」と「脳」との関連性について理解を深める。3)児童、生徒の知覚-運動、運動学習といった基本事項を整理し、児童、生徒の状態像に見合った指導方法を発想することができる。 | 
 | 授業計画 | 
   
    | 回 | 内容 |  | 1 | オリエンテーション |  | 2 | ------基礎編(知的障害と脳、手の運動)------- 手と脳:神経学的基盤
 |  | 3 | 手の運動の発達:運動発達の機序 |  | 4 | 手の運動のつまずきと原因 |  | 5 | 運動の診断と評価:チェックリストおよびテストバッテリーの紹介 |  | 6 | ------指導編(手の運動の指導と方法)---------- 手・指の感覚を育てる(1):手指機能の評価と指導の観点
 |  | 7 | 手・指の感覚を育てる(2):感覚機能の評価と指導の観点 |  | 8 | 手・指の感覚を育てる(3):授業の中の手指-感覚機能 |  | 9 | 目と手の協応性を育てる(1):微細な手指の動き |  | 10 | 目と手の協応性を育てる(2):道具と手指の動き |  | 11 | 目と手の協応性を育てる(3):見ながら動かす |  | 12 | 見ることに頼る:視覚によるフィードバックによる動き |  | 13 | 見ることに頼らない:フィードフォワードによる動き |  | 14 | 発達障害児者の運動機能の諸問題 |  | 15 | まとめ |  | 
 | テキスト・参考書 | 【参考書】 林邦夫・谷田貝公昭 編著:手の運動を育てる コレール社
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 | 自学自習についての情報 | 授業のスライド資料をライブキャンパスにupしますので活用下さい。 
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 | 授業の形式 | 講義 | 
 | アクティブラーニングに関する情報 | 授業内容に関連するミニ実験を行い,理解を深める。 | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | レポート(100%)により評価を行う | 
 | その他(授業アンケートへのコメント含む) | 近年,発達障害の不器用さに注目が集まるようになってきました。 現場の教員からこのテーマへのニーズが高いため,わかりやすい不器用とわかりにくい不器用についても補足しながら講義を進めます。
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 | 担当講師についての情報(実務経験) |  |