科目名 |
生涯スポーツ実習IC |
クラス |
b |
授業の概要 |
健康への危機感が高まる現代社会、フィットネス(健康づくりの為の運動)プログラムの実習、及び健康の為の運動の効果的かつ安全な方法について学習する。一方、フィットネスとして活用される運動は、ジョギングや筋力トレーニングといった従来のものから、ヨガ、ダンス、ピラティスなど、そのニーズに応じて多様化している。それらは、単に健康のための運動という枠組みを超えて、人々の楽しみ、快経験として普及をしている。本授業では、フィットネスの基本的内容にその要素を加味しながら行う。 |
授業の到達目標 |
1)体を動かす楽しさを感じ、積極的に運動に取り組むことができる。 2)フィットネス(健康づくりの為の運動)の実習やフィットネスに関する理論学習を通して運動への理解を深め、効果的な運動の実践能力を高める。 |
授業計画 |
毎授業を以下のような内容で構成し、2-9回目については、基礎的な内容を行い、10-12回目については、各自で計画したプログラムに沿って実践できるようにする。 (1) 健康と運動に関わる知識や理論の学習(健康関連体力、フィットネス、運動不足病と成人病、トレーニングの原則など) (2) 運動の計画、運動のモニタリング、自己評価など、マネジメントスキルを高める実習 (3) ウォーミングアップ(ストレッチング) (4) エアロビックエクササイズ(エアロビックダンス、ステップ、ダンスエクササイズ、ウォーキングなど) (5) 筋力トレーニング (7) ヨガ、ピラティス (6) リラクゼーション、クールダウン
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション(全体、選択種目による説明) |
2 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習1:体力についての基礎知識と実習 |
3 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習2:健康とフィットネスについての基礎知識と実習 |
4 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習3:トレーニングの原則についての基礎知識と実習 |
5 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習4:ウォーミングアップについての基礎知識と実習 |
6 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習5:運動のモニタリングについての基礎知識と実習 |
7 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習6:身体の構造と運動効果についての基礎知識と実習 |
8 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習7:運動の計画についての基礎知識と実習 |
9 | 運動実践と知識・スキルに関する基礎学習8:自己評価についての基礎知識と実習 |
10 | 各自で計画したプログラムに沿った運動実践1:個人トライアルと自己評価 |
11 | 各自で計画したプログラムに沿った運動実践2:グループトライアルと評価 |
12 | 各自で計画したプログラムに沿った運動実践3:総合実習と評価 |
13 | フィットネスプログラムについてのまとめ |
14 | 運動・体力テスト(50m走、ハンドボール投げ、他) |
15 | 運動・体力テスト(反復横跳び、シャトルラン、他) |
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テキスト・参考書 |
【参考図書】心と身体の健康・スポーツ:大修館書店 他必要に応じ資料を適宜配布する。 尚、課題へ取り組む際は自主的に参考書を探すことが望ましい。 |
自学自習についての情報 |
授業内容が健康づくりの運動のため、体験した運動を日常生活において継続的に行う。 |
授業の形式 |
実習中心 |
アクティブラーニングに関する情報 |
心拍数や歩数の測定、体力評価など、自己の身体や健康的な体づくりについての科学的理解を深め、実践のスキルを高める実習を行いながら、健康に関する情報交換やディスカッションを行う。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業参加への意欲 関心 態度...70% 課題の提出...30% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
健康づくりのための楽しい運動が体験できるよう多様なフィットネスプログラムを盛り込む。 実習は基本的に屋内で実施するため、運動にふさわしい服装の他、屋内用シューズ、タオル、ドリンクを持参する。 熱中症などにならないよう各自体調管理に努める。 第14回、第15回の内容は、5月中旬または下旬に実施する予定である。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
地域の公的施設や民営のスポーツクラブなどにおいて、健康づくりやフィットネス活動の指導を長年行っている。 |