科目情報
科目名 教職論 
クラス b 
授業の概要 教育職員免許法における「教職に関する意義等」に対する科目であり、教育学科および国文学科の教員が、主として教職の理念、歴史や理論、現代的状況について講義します。
また4回にわたり小・中学校の現職教員等が教職生活の実際について講義します。なお現職教員等の授業の一部は、5月11日(土)の1限と2限に行います。 
授業の到達目標 現代社会における教職の重要性を認識し、教職の意義・教員の役割や職務内容等を知り、そのために必要な意欲・資質能力を高めること。このことを通じて、自らの進路選択や自らの教員像を広げ深められるようになること。 
授業計画
内容
1オリエンテーション−教職という進路とキャリア  
2教職の歴史  
3教職の実際 
4教員の職務と役割ー多様な児童・生徒への対応を求められる教職  
5教職の法制と制度 
6教職の意義と教員の役割(教職の機能と課題)  
7教職の地位と身分(教員の職務内容・研修・服務及び身分保障) 
8授業づくり 
9クラス作りと生徒指導の実践の講義(小学校)5月11日(土)1限(実地指導講師)  
10クラス作りと生徒指導の実践の講義(中学校)5月11日(土)2限(実地指導講師)  
11クラス作りと生徒指導についての話し合い  
12求められる教師像(実地指導講師)  
13学校と保護者・地域社会との連携・チーム学校(実地指導講師) 
14教師像と地域連携・チーム学校についての話し合い 
15全体ふりかえり 教職と自らの進路選択について 
 
テキスト・参考書 参考テキスト:油布佐和子『現代日本の教師−仕事と役割』(放送大学教育振興会、2015)。 
自学自習についての情報 採用時や採用後にも使用できる教職教養なので、資料についてはよく復習すること。授業内容の理解を広げ深めるため、日頃から新聞、インターネット等を通して、学校や教職に関する関心を持つと共に、自分が児童・生徒だったときの経験を丹念に振り返ってほしい。 
授業の形式 講義形式を基本とするが、現職教員の講義の後には意見交換を行う。 
アクティブラーニングに関する情報 グループディスカッションや教師像についての意見交換を随時行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業における振り返り1/3、最終試験・レポート2/3。
なお、授業を4回以上欠席した場合、単位は取得できません。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 5月11日(土)1〜2限に現職教員による授業を行います。現職教員や教育委員会の方に失礼なきよう、特に服装や態度に注意すること。  
担当講師についての情報(実務経験) 授業計画の9、10、12、13回目の授業は、現職教員及び教育委員会指導主事の先生による授業である。実際の教育実践や方法について、中堅教員やベテラン教員によって講義してもらい教員の役割や職務内容等の実際について理解する内容を提示する。