科目名 |
中等技術科教育IV |
クラス |
− |
授業の概要 |
中等技術科教育T〜Vで取り上げてきた基本的な教科内容(技術分野)の事項を踏まえた上で、生徒の学習実態や生活実態を考慮し、教科の指導のあり方について実践的に考察する。 |
授業の到達目標 |
中学校技術科の教科指導や学校における今日的な課題に対応できる資質を養うために、 @技術科の教科指導の実態を理解することができる。 A技術科の学習内容(A〜D)について、具体的に教材研究を進めることができる。 B技術科の課題を踏まえた上で、テーマに沿った模擬授業、情報通信技術及び教材の活用を行うことができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション(模擬授業のテーマ、分担など、技術科教育の系譜) |
2 | 受講生による発表1(技術科の指導計画、授業設計、情報通信技術及び教材の活用) |
3 | 受講生による発表2(技術科の授業分析、学習指導、情報通信技術及び教材の活用) |
4 | 受講生による発表3(題材選定と教材・教具、情報通信技術及び教材の活用) |
5 | 受講生による発表4(学習評価) |
6 | 受講生による発表5(安全管理と指導) |
7 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容A:材料と加工の技術) |
8 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容B:生物育成の技術) |
9 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容C:エネルギー変換の技術) |
10 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容D:情報の技術) |
11 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容A:材料と加工の技術の評価、情報通信技術及び教材の活用) |
12 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容B:生物育成の技術の評価、情報通信技術及び教材の活用) |
13 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容C:エネルギー変換の技術の評価、情報通信技術及び教材の活用) |
14 | 模擬授業の実践と授業分析(学習内容D:情報の技術の評価、情報通信技術及び教材の活用) |
15 | 技術科固有の資質・能力、比較教育、まとめ |
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テキスト・参考書 |
テキスト: 「新技術科教育総論」(日本産業技術教育学会技術教育分科会)2018 九州大学出版会 文部科学省:中学校学習指導要領解説(平成29年告示)技術・家庭編 その他参考資料等については、授業の中で指示する。 |
自学自習についての情報 |
反転授業を中心に授業を行うので、授業までに課題をやってくること。授業後は、各自「ふり返り」を行い、テキストや授業で資料した参考資料などを復習し、技術科担当教師としての実践的な指導力を身に付けること。 |
授業の形式 |
主として演習で進める。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
反転授業、BS(ブレインストーミング)法 + KJ法、ディスカッション,模擬授業の実践及び授業分析など、グループによる協働的な学習を活用する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業に向かう姿勢や内容の理解度、授業やグループワーク等への参加状況50%、課題の発表・レポート50%。 原則として、特別な理由なく4回以上欠席した場合は評価の対象としない。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
講義に招聘する講師の都合で授業日時を変更することがある。 授業アンケートの結果、これまで通りの内容、及び課題を設定する。なお、授業を欠席した場合は、必ず知人・友人から情報を得るようにし、欠席届けを提出すること。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当講師は中学校(教諭、管理職)及び教育行政で勤務した経験があり、学校現場の実践や教員採用試験・教員研修について紹介しながら授業をすすめ、学校教員の職務に役立つ内容を含める。 |