科目名 |
中等家庭科教育IV |
クラス |
− |
授業の概要 |
中等家庭科教育I〜IIIで取り上げてきた基本的な教科指導に関わる事項をふまえた上で、特に家庭科教師に求められる実験実習の指導法や教材研究のあり方を実践的に取り上げる。 |
授業の到達目標 |
1.中等家庭科における実験実習の意義を理解し、教材研究をすることができる。 2.中等家庭科における教材開発を行うことができる。 3.開発教材による指導法を考察することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーションおよびグループ・分担の決定 |
2 | 教材1)衣生活の実習教材の紹介 |
3 | 教材1)衣生活の実習教材の構想 |
4 | 教材1)衣生活の実習教材の作成 |
5 | 教材1)衣生活の実習教材の発表および相互評価 |
6 | 教材2)食生活の調理実習例の紹介 |
7 | 教材2)食生活の栄養・調理教材の構想 |
8 | 教材2)食生活の栄養・調理教材について、情報機器を使って作成 |
9 | 教材2)食生活の栄養・調理教材を、情報通信技術を使って発表および相互評価 |
10 | 中等家庭科教材のいろいろ |
11 | 教材3)自由課題の教材の構想 |
12 | 教材3)自由課題の教材の作成 |
13 | 教材3)自由課題の教材の仕上げとプレゼンテーション準備 |
14 | 教材3)自由課題の教材の発表および相互評価 |
15 | 全体の反省および総括 :求められる教師像と専門性 |
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テキスト・参考書 |
テキスト・ 中学校 技術・家庭(家庭分野)教育図書 「中学校学習指導要領解説 技術・家庭編」 |
自学自習についての情報 |
班員と協力して活動するとともに、下調べや教材作成の分担を行う。 中等家庭科で導入できそうな実習教材のヒントを生活の中から見出すとともに、家庭科の楽しさや奥深さ等、生徒に話せる経験を積んでいく。 |
授業の形式 |
講義、演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループ・ディスカッション、プレゼンテーション |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
提案準備や3つの開発教材の発表(30%)、各個人に課す最終課題(50%)、受講者による相互評価(10%)、授業への参加度(10%)などをもとに総合的に評価する。 |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
家庭科の教材研究を行う面白さが評価されているので、家庭科指導では欠かせない実験実習における教材研究と指導法について、実践的に検討する。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当講師は中高現場での教育経験はないが、学校現場での視察や研究については携わってきた。 |