科目情報
科目名 中等書道科教育II 
クラス − 
授業の概要 高等学校における芸術科書道について、学習指導要領の内容を理解し、教科の特色やICTの活用を踏まえた指導計画・評価方法等について研究する。
中等書道科教育Uでは、「仮名の書」「漢字仮名交じりの書」を扱い、単元毎の教材研究を元に指導案作成及び模擬授業を行う。
指導案作成や模擬授業等の演習を通して、指導に必要となる基礎的な授業実践力を様々な角度から理解し、高等学校の芸術科書道教員に求められる資質・能力の基礎を育成することを目的とする。 
授業の到達目標 1.学習指導要領の趣旨を理解し、学習指導案を作成することができる。
2.指導方法と評価方法について理解することができる。
3.基礎的な指導力を習得し、学習指導案を元に模擬授業を実施することができる。 
授業計画
内容
1学習指導要領の解説(仮名) 
2仮名の書の用筆
仮名の書における連綿 
3模擬授業1 
4平仮名と変体仮名 
5模擬授業2 
6行書きの古筆(高野切を中心に) 
7模擬授業3 
8散らし書きの古筆(三色紙を中心に) 
9模擬授業4 
10学習指導要領の解説(漢字仮名交じりの書) 
11漢字仮名交じりの書について
漢字と仮名の調和 
12古典を生かした表現について 
13模擬授業5 
14生活の中の書 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 高等学校学習指導要領・高等学校学習指導要領解説芸術編(最新版) 
自学自習についての情報 高等学校芸術科書道「仮名の書」「漢字仮名交じりの書」について研究を深めること。 
授業の形式 講義・模擬授業・グループディスカッション 
アクティブラーニングに関する情報 模擬授業においては、実施後にグループディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 提出物、模擬授業、授業への取り組み姿勢、出席状況など総合して評価する。
提出物(30%)、模擬授業(40%)、積極的な授業への参加姿勢や欠課時数等(30%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験) 高等学校での勤務経験があり、学校現場の生徒の実態を踏まえながら授業を進め、より実践的な内容を探究する。