科目名 |
幼児と人間関係 |
クラス |
− |
授業の概要 |
現代の幼児の人間関係の育ちに影響を与えている社会的要因について理解し、幼児教育で保障すべき教育内容に関する知識を身に付ける。特に、領域「人間関係」の指導の基盤となる基礎理論を学び、他者との関係や集団との関係の中で幼児期の人と関わる力が育つことを理解する。 |
授業の到達目標 |
1.幼児を取り巻く人間関係をめぐる現代的課題を理解している。 2.人と関わる力の育ちがその後の人生を支える力となることを理解している。 3.幼児期の人間関係の発達について、基礎理論と幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(特に自立心、協同性、道徳性と規範意識の芽生え、社会生活との関わり)や具体的な育ちの姿を関連させながら説明できる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 遊びで育つ人間関係 |
2 | 現代社会を生きる子どもを育む@激動する社会と幼児教育 |
3 | 現代社会を生きる子どもを育むA社会情動的スキルと認知的スキル |
4 | 人との間で自分が育つ―自立心 |
5 | 気持ちを調整しようとする―協同性 |
6 | 人との間でよりよくあろうとする―道徳性と規範意識の芽生え |
7 | いろいろな人と共に育ち合う―社会生活との関わり |
8 | 前半:まとめ、後半:試験(レポート) |
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テキスト・参考書 |
テキスト:無藤隆(監修)、古賀松香(編)『主体としての子どもが育つ 保育内容「人間関係」』北大路書房(2024) 参考書:『保育所保育指針解説』厚生労働省(2018) フレーベル館・『幼稚園教育要領解説』 文部科学省(2018) フレーベル館・『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』内閣府・文部科学省・厚生労働省(2018) フレーベル館 |
自学自習についての情報 |
テキストを事前に読み、演習の準備をしておくこと。 |
授業の形式 |
講義と演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
講義内容の理解を深めることを目的として、グループ・ディスカッション等、学生が主体となって学ぶ演習を取り入れる。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
レポート40%+授業内課題40%+授業の理解度20% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
本授業は、1単位の授業である。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
特別支援学校幼稚部での経験を活かし具体的実践と理論を結び付けつつ講義する。 |