科目情報
科目名 幼児と健康 
クラス − 
授業の概要 幼稚園教諭・保育士・保育教諭として必要な、乳幼児の健康や運動発達に関する専門的知識と技能を修得する。具体的には、心身の発達、基本的生活習慣、安全・安心な生活、運動発達等において、大人とは異なる特有の特徴があることを知り、日常の指導にも関連させる必要があることを学び理解する。 
授業の到達目標 乳幼児の健康な心身を育てるのに必要な、領域「健康」の指導の基盤となる知識・技能を学び、ねらいと内容を理解することができる。具体的には以下の4点、@乳幼児期の心身の発達的意味と健康課題、A乳幼児期の運動発達の特徴と意義、B乳幼児期の体の諸機能の発達と生活習慣の形成、C安全な生活およびけがや病気の予防策の重要性、を理解することができる。 
授業計画
内容
1乳幼児期の健康課題−乳幼児の健康の定義と意義、生活環境の変化と課題 
2乳幼児の身体の発達的特徴−身体的発達、生理的機能の発達 
3乳幼児期の生活習慣の形成−生活習慣(食事、睡眠、排泄、着脱衣、清潔)の獲得と生活リズムの形成の意義 
4幼児の安全に関するリスクと対応−安全管理と安全に関する意識・態度の育成 
5幼児のけがや事故の特徴と応急処置の基礎、病気の予防 
6乳幼児の運動発達の特徴 
7日常生活や遊びの中での運動の重要性と配慮点 
8前半部分:まとめ、後半部分:試験(レポート) 
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テキスト・参考書 テキスト:「よくわかる子どもの健康と安全」(丸尾良浩、竹内義博編著)ミネルヴァ書房2020.11
参考書:『保育所保育指針解説』厚生労働省(2018) フレーベル館・『幼稚園教育要領解説』 文部科学省(2018) フレーベル館・『幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説』内閣府・文部科学省・厚生労働省(2018) フレーベル館 
自学自習についての情報 テキストの指定箇所を事前に読んでおくこと 
授業の形式 講義 
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ディスカッション、グループワークなどを積極的に取り入れ、他者と協働しつつ課題への解決策を主体的に検討することを重視する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 試験(レポート)50%、授業内課題40%、授業での参加態度10% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 本授業は、1単位の授業である。 
担当講師についての情報(実務経験) 小児科医として、医療機関での乳幼児の診療や、保健所・保健センターにおける乳幼児健診や発達相談、保護者への子育て相談、幼稚園・保育所での幼稚園教諭・保育士への教育相談等に従事する経験をもつ。