科目名 |
国際教育協力論A |
クラス |
− |
授業の概要 |
日本国内のグローバル化は日々進んでいて,日本を一歩も出なくとも,グローバル化の影響を受けずに生きていくことはできない。とくに,学校は社会の縮図であり,外国にルーツをもつ子どもや日本語を母語としない子どもが増加するなど,昨今の学校の様子から日本が国際社会と直結している状況を如実に感じることができる。 そこで本授業では,外国にルーツを持つ子どもや保護者に関わる問題について学ぶことを通して,グローバルな視点から教育を捉えることを目指す。 |
授業の到達目標 |
・日本国内のグローバル化の現状とその背景について理解する。 ・グローバル化が進む学校の中で,グローバルな背景を持つ人々に対して公正性を踏まえた対応を行うことができる。 ・グローバル化が進む日本の学校教育の在り方を構想することができる。 |
授業計画 |
・内容は受講者の希望や反応に応じて適宜調整する。
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | グローバル化の中の日本 |
3 | グローバル・スタディーズ |
4 | 国籍 |
5 | 帰国児童生徒 |
6 | 中国残留邦人 |
7 | 日系人 |
8 | 結婚移住女性 |
9 | ミックス・ルーツ |
10 | 難民 |
11 | 外国人の就労 |
12 | 家族 |
13 | 介護 |
14 | ヘイトスピーチ・ヘイトクライム |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
額賀美紗子他編『移民から教育を考える〜子どもたちをとりまくグローバル時代の課題』ナカニシヤ出版 9784779513695 宮島喬他編『国際社会学〜現代社会へのトランスナショナルな接近』有斐閣 9784641174061 日本国際理解教育学会編『国際理解教育を問い直す〜現代的課題への15のアプローチ』明石書店 9784750351797 |
自学自習についての情報 |
参加者は事前・事後の課題を提出することが必要(事前課題は授業後には受け付けません)。 |
授業の形式 |
講義・体験学習・グループ討議・調査など |
アクティブラーニングに関する情報 |
各授業の中でアクティブ・ラーニングのさまざまな手法(グループ・ディスカッション,知識構成型ジグソー法,ケース分析,等)を実際に体験しながら学ぶ。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
課題提出(毎週) 70%/期末テスト 30% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
協働的な学びに対する積極的な態度を期待します。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
2014年から本学「グローバル人材育成プロジェクト」に関わり,附属学校園と連携して授業開発に従事した。 |