科目情報
科目名 作庭実習 
クラス − 
授業の概要 この実習では庭を芸術の一分野と位置づけ、実習作業をとおして、植物や土、石、道具といった相異なる要素の組織化と、それにともなう身体や空間、環境の変化を経験します。「森をつくる」という初期構想を受け継ぎながら、そうした空間の維持と変容について考えます。 
授業の到達目標 植物、土、石、道具といった相異なる要素をどう関連づけ、どう組織するのか。それが空間や環境にどう作用するのか、といったことを経験するなかで、自分なりの考えを見つけることを目標とします。 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2垣根の剪定(ウバメガシ) 
3丸物の剪定(ヒラドツツジ) 
4雑木の剪定(カシ) 
5庭園フィールドワーク1 
6雑木の剪定(ウバメガシ) 
7草本の剪定(ササ) 
8雑木の択伐(アキニレ) 
9庭園フィールドワーク2 
10石据え実習1(石畳) 
11石据え実習2(延段) 
12石据え実習1(擁壁) 
13石据え実習2(景石) 
14定植実習(低木、高木) 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 山内朋樹『庭のかたちが生まれるとき――庭園の詩学と庭師の知恵』(フィルムアート社、2023年) 
自学自習についての情報 実習を通じて日常目にしている植物や石、ひいては庭や森は異なるものとして見えてくるはずです。それらについて気に留め、考えてみてください。 
授業の形式 基本的には実習。雨天時は講義。グループワーク、フィールドワーク。 
アクティブラーニングに関する情報 グループワーク、フィールドワーク。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 積極的参加(70%)+成果物(30%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 希望者は初回に説明する軍手、地下足袋を準備してください。 
担当講師についての情報(実務経験)