科目名 |
障害児生理・病理臨床IB |
クラス |
− |
授業の概要 |
特別な支援が必要な生徒への支援活動を通して、各種特性についての理解及び学校における支援の在り方を学ぶ。活動ごとに、担当した生徒の行動や発言を観察・記録しレポートを提出する。 活動は京都奏和高校を予定しており、 プログラムは10〜1月、不定期水曜日(初回に日程を連絡する)、15時〜18時に行う予定である。 |
授業の到達目標 |
特別な支援が必要な生徒と継続的に関わることにより、特性への理解を深め、子どもと関わる際の方法や配慮点など臨床的実践的な力を身につける。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション:授業概要の説明、実施計画の確認と奏和タイム担当者決定、臨床活動における留意事項の説明 |
2 | 臨床(1):特別な支援を要する生徒への支援−自閉スペクトラム症− |
3 | 臨床(2):特別な支援を要する生徒への支援−ADHD− |
4 | 臨床(3):特別な支援を要する生徒への支援−LD− |
5 | 臨床(4):アセスメントから支援へ |
6 | 臨床(5):個別の指導計画と個別の教育支援計画 |
7 | 臨床(6):合理的配慮の実際 |
8 | 臨床(7):学びのユニバーサルデザイン(UDL) |
9 | 臨床(8):授業のユニバーサルデザイン(授業UD) |
10 | 臨床(9):RTI(Response to Intervention) |
11 | 臨床(10):個別最適な学びと協働的な学び |
12 | 臨床(11):ライフステージを通した支援 |
13 | 臨床(12):ICTの活用 |
14 | 臨床(13):インクルーシブ教育 |
15 | まとめ:臨床活動のまとめと振り返り |
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テキスト・参考書 |
テキストは使用しない。 参考書「通級における指導・支援の最前線」(笹森洋樹編著) |
自学自習についての情報 |
発達障害についての理解と支援について書籍等を通して確認しておく |
授業の形式 |
高校の授業にT2として参加し、支援する。 担当を決め、放課後に行われる個別学習で支援を行う。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
実際に、発達に課題のある生徒たちとの臨床活動を通して、支援の在り方や配慮点を自ら考え行動し、修正する過程を学び取る。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
カンファレンス・活動への参加態度(50%)、レポート(50%)を総合的に評価する |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
2024年度の実施日時は、オリエンテーション時に決定する。 オリエンテーションの日時と場所については9月末日までに掲示板に示すので確認すること。 障害児生理・病理臨床IA(前期),IB(後期)を継続して受講し、関わった生徒の変化・成長を1年間を通してとらえることが望ましい。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
・中学校現場で19年間の教職経験(通常学級、特別支援学級、通級指導教室/特別支援教育コーディネーター、学年主任、研究主任、各校務分掌主任) ・本学センターにおいて小集団グループ活動や学校現場と連携した授業の実施経験あり |