| 科目名 |
国語学特講B |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
コミュニケーションの中で用いられることばについて,理論を踏まえて観察,分析する。言語コミュニケーションの諸相について理論的枠組に基づいて考察する力を養う。 |
| 授業の到達目標 |
1.日常のコミュニケーションについて意識化することができる。 2.基礎的な概念を使って,日常のコミュニケ―ションについて分析できる。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | イントロダクション |
| 2 | 指示語用論(1)ダイクシスとは |
| 3 | 指示語用論(2)相互行為における指示表現の使用 |
| 4 | 情報語用論(1)情報的基盤 |
| 5 | 情報語用論(2)相互行為における情報的基盤 |
| 6 | 語用論的意味(1)推意 |
| 7 | 語用論的意味(2)関連性理論 |
| 8 | 語用論的意味(3)フッティング |
| 9 | 語用論的行為(1)言語行為論 |
| 10 | 語用論的行為(2)社会的・文化的文脈 |
| 11 | 語用論的行為(3)相互行為における言語行為 |
| 12 | 対人語用論(1)ポライトネス |
| 13 | 対人語用論(2)敬語 |
| 14 | メタ語用論 |
| 15 | まとめ |
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| テキスト・参考書 |
テキスト:カルペパー&ホー(2020)『新しい語用論の世界』研究社 978-4327401733 |
| 自学自習についての情報 |
授業前にLiveCampusを通じて指示された課題を提出すること。 |
| 授業の形式 |
課題の発表、講義、グループディスカッション |
| アクティブラーニングに関する情報 |
講義の前に事前課題を行います。授業では活動を中心に行います。 |
| 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
事前課題 40%/期末テスト 60% |
| その他(授業アンケートへのコメント含む) |
理論的背景については,最初はわかりにくいところもあるかもしれませんが,疑問があれば遠慮なく質問してください。 |
| 担当講師についての情報(実務経験) |
担当者は外国人に対する日本語教育に長く従事してきました。 |