科目情報
科目名 国語科教育特講B 
クラス − 
授業の概要 様々な小集団による学習活動を経験し,国語科授業観を問い直すと共に,授業構想の基本的な考え方や方法について明らかにする。 
授業の到達目標 1.国語科授業づくりの基本的な考え方や方法が理解できる。
2.学習活動の開発を行うことができる。
3.授業を見る視点を獲得する。 
授業計画
内容
1授業を構想するということ 
2朗読の意義(「お手紙」「きつねのおきゃくさま」「アレクサンダとぜんまいねずみ」を教材として) 
3演劇的活動とノンバーバルコミュニケーション1(「ぼくはきつね」「カマス」「対話劇」) 
4演劇的活動とノンバーバルコミュニケーション2(「言わせてみたいこんなこと」) 
5グループで詩を読む 
6古文を読む―原典にあたってみる 
7随筆を書く 
8物語創作―リレー小説を作ろう 
9モダリティ表現を読む(「空中ブランコ乗りのキキ」を教材として) 
10話し合い活動の意義と手立て 
11短歌の解釈 
12俳句の解釈 
13中編小説をグループで読む(1)「サイドカーと犬」(長嶋有)前半 
14中編小説をグループで読む(2)「サイドカーと犬」(長嶋有)後半 
15グループワークの果たす役割と意義  
 
テキスト・参考書 『中学校学習指導要領(平成29年告示)』、平成29年3月
『中学校学習指導要領(平成29年告示)解説国語編』、平成29年7月
教材、プリントを適宜配布する。 
自学自習についての情報 テキストを読むだけでなく、講義の中で紹介された参考書を積極的に読むことが求められる。 
授業の形式 講義が中心となるが、グループワークによる活動も行う。 
アクティブラーニングに関する情報 授業は講義だけでなくグループ担当の演習発表も行うことがある。また討議形式で進行することがある。
 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 学期末レポート(50%)によって評価を行う。また演習発表(50%)も評価する。講義への全出席が前提となる。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし  
担当講師についての情報(実務経験) 授業担当者は小学校・中学校・高等学校の国語教育を専門としている。これらの学校での実務経験はないが中学校で2年間教壇に立った経験がある。