科目情報
科目名 国文法論 
クラス − 
授業の概要 国語(日本語)の文法について学ぶ。 
授業の到達目標 小・中・高の国語の授業で必要となる国文法に関する知識を理解し、説明できるようになる。 
授業計画
内容
1品詞:「いる⇔いない」と「ある⇔ない」 
2活用:「書きます→書いて」「歩きます→歩いて」「行きます→行いて」? 
3文の組み立て:「昨日『買った本を読んだ』」「『昨日買った本』を読んだ」 
4格助詞:「公園で/を走る」「海で/を泳ぐ」 
5副助詞:「感謝しかないです」 
6接続助詞:「手紙をもらって/もらうと、彼は喜んだ」 
7連用修飾と連体修飾:「大丈夫です。全然やります。」 
8受身と使役:「選手を走らせる」「車を走らせる」 
9文と時間の関係:「食べかけのパン」「食べかけたパン」 
10認識:「おいしそうだ」「おいしいようだ」「おいしいらしい」「おいしいだろう」 
11文の種類:「となり、座ってもいいですか」「いいですよ」 
12補助動詞:「机がある」「机の上に本がおいてある」「本が開いてある」「その本は読んである」 
13敬語:「おめしあがりになられますか」? 
14文と文の繋がり:「明日は期末試験だ。そして/それから打ち上げだ」 
15まとめと試験 
 
テキスト・参考書 教科書:
山田敏弘『国語教師が知っておきたい日本語文法』くろしお出版
(初回から毎週使用します)
 
自学自習についての情報 予習で教科書を読んでおり、学校文法に関する基礎知識はあるものとして、授業では学校文法への疑問点や、発展問題を中心に扱います。発展問題についての意見も求めます。 
授業の形式 講義形式を主としますが、問答形式もできる限り取り入れます。また学生による発表も行い、知識の整理と定着を図ります。
 
アクティブラーニングに関する情報 講義形式ですが、問答形式もできる限り取り入れます。また、復習箇所は受講生が各自1回担当します。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 試験(35%)、毎週の小テスト(30%)復習箇所の説明担当(15%)授業への貢献(20%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 原則として国語学概説を受講済みであること。 
担当講師についての情報(実務経験) 留学生に対する日本語教育の経験あり。その観点から日本語を分析することも行います。