科目名 |
哲学概論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
この授業では、哲学史上の学説を解説するのではなく、「哲学する」ことをテーマとする。そのため普段、私たちが分かったつもりでいる事柄について、あらためて哲学的な視線を向け、論理や言葉をきちんともちいながら考えていきたい。またそれを通じて、論理的な思考力や批判的な思考力、そして他者と議論する力などを身につける。 |
授業の到達目標 |
1.自分のあり方や世界のあり方などについて哲学的な見方・考え方を身につけている。 2.問いを正しく立て、論理的に思考し、他者と対話・議論する力を身につけている。 3.将来、教員として、児童・生徒に論理的・批判的に物事を考えることを指導できる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス;授業の概要・授業の進め方 |
2 | 1.論理的に考える 1.1その言葉の意味は? |
3 | 1.論理的に考える 1.2曖昧さに注意する |
4 | 2.常識を疑ってみる 2.1懐疑という方法 |
5 | 2.常識を疑ってみる 2.2この世界は本物か |
6 | 2.常識を疑ってみる 2.3バーチャルとリアル |
7 | 3.「私」とは誰か 3.1宇宙生物との遭遇 |
8 | 3.「私」とは誰か 3.2私のアイデンティティー |
9 | 3.「私」とは誰か 3.3「私」とは何か |
10 | 4.自己と他者 4.1彼は人間か |
11 | 4.自己と他者 4.2他人の気持ち |
12 | 5.言語・文化・身体 5.1脳移植の可能性 |
13 | 5.言語・文化・身体 5.2身体と文化 |
14 | 6.AIは人間を超えるか 6.1AIとは何か |
15 | 6.AIは人間を超えるか 6.2ロボットは人間になれるか |
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テキスト・参考書 |
テキストはもちいず資料を配布する。 参考書 デカルト『方法序説』岩波文庫、ロック『人間知性論』岩波文庫、ロックウッド編『現代医療の道徳的ジレンマ』晃洋書房 |
自学自習についての情報 |
毎回、配布資料および授業内容について復習し理解を深めておくこと。また3回程度、課題レポートの提出を求める予定なので準備しておくこと。 |
授業の形式 |
講義形式+ディスカッションやグループワーク |
アクティブラーニングに関する情報 |
ディスカッションやグループワークなどをとりいれながら授業を進める。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業への参加状況(30%)、課題レポート(30%)、最終レポート(40%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
授業計画は、受講生の教育実習の日程との関係で、調整する場合がある。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
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