科目情報
科目名 哲学概論 
クラス − 
授業の概要 この授業では、哲学史上の学説を解説するのではなく、「哲学する」ことをテーマとする。そのため普段、私たちが分かったつもりでいる事柄について、あらためて哲学的な視線を向け、論理や言葉をきちんともちいながら考えていきたい。またそれを通じて、論理的な思考力や批判的な思考力、そして他者と議論する力などを身につける。 
授業の到達目標 1.自分のあり方や世界のあり方などについて哲学的な見方・考え方を身につけている。
2.問いを正しく立て、論理的に思考し、他者と対話・議論する力を身につけている。
3.将来、教員として、児童・生徒に論理的・批判的に物事を考えることを指導できる。 
授業計画
内容
1ガイダンス;授業の概要・授業の進め方 
21.論理的に考える 1.1その言葉の意味は? 
31.論理的に考える 1.2曖昧さに注意する 
42.常識を疑ってみる 2.1懐疑という方法 
52.常識を疑ってみる 2.2この世界は本物か 
62.常識を疑ってみる 2.3バーチャルとリアル 
73.「私」とは誰か 3.1宇宙生物との遭遇 
83.「私」とは誰か 3.2私のアイデンティティー 
93.「私」とは誰か 3.3「私」とは何か 
104.自己と他者 4.1彼は人間か 
114.自己と他者 4.2他人の気持ち 
125.言語・文化・身体 5.1脳移植の可能性 
135.言語・文化・身体 5.2身体と文化 
146.AIは人間を超えるか 6.1AIとは何か 
156.AIは人間を超えるか 6.2ロボットは人間になれるか 
 
テキスト・参考書 テキストはもちいず資料を配布する。
参考書 デカルト『方法序説』岩波文庫、ロック『人間知性論』岩波文庫、ロックウッド編『現代医療の道徳的ジレンマ』晃洋書房 
自学自習についての情報 毎回、配布資料および授業内容について復習し理解を深めておくこと。また3回程度、課題レポートの提出を求める予定なので準備しておくこと。 
授業の形式 講義形式+ディスカッションやグループワーク 
アクティブラーニングに関する情報 ディスカッションやグループワークなどをとりいれながら授業を進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加状況(30%)、課題レポート(30%)、最終レポート(40%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業計画は、受講生の教育実習の日程との関係で、調整する場合がある。 
担当講師についての情報(実務経験)