科目情報
科目名 哲学倫理学研究 
クラス − 
授業の概要 現代社会における諸問題のうちから、学校教育の中でも取り上げられる機会が多いテーマである「脳死と臓器移植」「遺伝子技術」「新しい生殖技術」などの問題を考察し、また論争的な問題についてどのように多面的・多角的にとらえ議論すべきかについて検討する。 
授業の到達目標 1.生命倫理に関する問題についての基本的な論点や考え方を理解している。
2.現代社会の諸問題に関する倫理学的な見方・考え方を身につけている。 
授業計画
内容
1ガイダンス:授業の概要と授業の進め方 
21 現代の教育課題と生命倫理 
32 脳死と臓器移植 2.1問題の概要 
42 脳死と臓器移植 2.2ディスカッション 
52 脳死と臓器移植 2.3論点のまとめ 
63 新しい生殖技術 3.1問題の概要 
73 新しい生殖技術 3.2ディスカッション 
83 新しい生殖技術 3.3論点のまとめ 
94 遺伝子技術と社会 4.1問題の概要 
104 遺伝子技術と社会 4.2ディスカッション 
114 遺伝子技術と社会 4.3論点のまとめ 
125 延命停止と安楽死 5.1問題の概要 
135 延命停止と安楽死 5.2ディスカッション 
145 延命停止と安楽死 5.3論点のまとめ 
156 授業のまとめ 
 
テキスト・参考書 テキストはもちいず資料を配布する。
参考書 加藤尚武・加茂直樹編『生命倫理学を学ぶ人のために』世界思想社 
自学自習についての情報 第2・3・6・9・12回は配布資料および授業内容について復習し、取り上げるテーマの概要について理解を深め、またレポートを作成し提出すること。第4・5回、第7・8回、第10・11回、第13・14回は、各テーマについて受講生のレポートをまとめた資料を熟読し、ディスカッションで自分なりの意見を述べられるようにしておくこと。第15回は授業全体の総括を踏まえて、最終レポートを作成する。 
授業の形式 資料プリントの理解を基礎にしながら、講義・演習形式でおこなう。 
アクティブラーニングに関する情報 ディスカッションをとりいれながら授業を進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加状況(30%)、課題レポート(30%)、最終レポート(40%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 授業計画は、受講生の教育実習の日程との関係で、調整する場合がある。 
担当講師についての情報(実務経験)