科目情報
科目名 社会科教育演習IIA 
クラス f 
授業の概要 ゼミ生の興味に応じて、実際の裁判例や文献を題材に報告者が発表を行い、ゼミ生全員で議論を行う形式を基本とする。最初の数回では準備として、法律文献の調べ方等、報告を行う上でのノウハウ学習を講義形式で行う。
後半は、担当教員が作成した裁判例候補リストからゼミ生が選んだ裁判例を報告してもらう。具体的には、報告者に事件の概要と論点をプレゼンしてもらい、それを受けて参加者全員で議論を行う。
そのため、参加者には数回、担当が順番で回ってくることになる(担当回数は参加者の人数による)。
取り扱うテーマ(予定):著作権法など 
授業の到達目標 法律の知識をただ詰め込むのではなく、判決文の読み方や法的な思考形式を身につける。
また、自分の意見を相手に分かりやすく伝えるプレゼンテーション能力や、相手を理論的に説得する能力を養う。 
授業計画 基本的に「法律学演習IA、IB」の続きです。
内容
1ガイダンス・自己紹介 
2判決文の読み方・調べ方 
3法学文献の調べ方 
4法学の様々なアプローチ 
5裁判例報告 著作物性 
6裁判例報告 創作性 
7裁判例報告 応用美術 
8裁判例報告 類似性 
9裁判例報告 編集著作物 
10裁判例報告 引用 
11裁判例報告 私的複製 
12裁判例報告 同一性保持権 
13裁判例報告 氏名表示権 
14裁判例報告 公表権 
15裁判例報告 まとめ 
 
テキスト・参考書 島並良=上野達弘=横山久芳『著作権法入門』(第3版・有斐閣・2021)
その他の参考文献については適時指示します。  
自学自習についての情報 報告者だけでなく、参加者全員が毎週、指定された判決文と関連する文献の該当ページを読んでくる必要がある。
また、報告者は担当する判決に関する情報をあらゆる手段で収集し、報告するための準備が要求される。
そのため、報告担当者は時間をかけて事前の準備を行う必要がある。 
授業の形式 演習形式。積極的な姿勢が望まれます。 
アクティブラーニングに関する情報 報告者と参加者による対話的な議論が求められる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 担当回の報告の内容(80%)、及び議論への参加状況(20%)を総合的に判断して評価します。  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験)