科目情報
科目名 英語文学基礎講読II 
クラス − 
授業の概要 20世紀モダニズム小説の旗手James Joyceによる短編小説集Dubliners(1914)から選ばれた5編の短編小説を読む。ほとんどが三人称の語りではあるが、話法を効果的に用いて登場人物の心理が描かれている様子をたどり、主にテクストを基に自分の考えを構築する機会を持つ。 
授業の到達目標 1.英文を正しく読む力をつける。
2.主にテクストから根拠を示し、自分が受けた印象や考えを論理的に説明することができる。 
授業計画
内容
1ガイダンス(授業の進め方、評価方法の説明など)
Introduction(James Joyceについて) 
2"Araby"(一人称の語り)  
3"Araby"(話法) 
4"Eveline"(三人称の語り) 
5"Eveline"(視点の切り替え) 
6"The Boarding House"(三人称の語り) 
7"The Boarding House"(視点の切り替え) 
8"The Boarding House"(登場人物の分析) 
9"A Little Cloud"(三人称の語り) 
10"A Little Cloud"(視点の切り替え) 
11"A Little Cloud"(登場人物の分析) 
12"A Painful Case"(三人称の語り) 
13"A Painful Case"(話法) 
14"A Painful Case"(登場人物の分析) 
15まとめ(5つの短編小説を通して、Joyceの描きたかったことを考察する) 
 
テキスト・参考書 教科書:James Joyce, Dubliners.(成美堂) ISBN:4-7919-0040-5(生協書籍部で購入しておく) 
自学自習についての情報 事前課題:毎回決められた箇所(発表担当以外も含む)を読み、理解を深め、気になった箇所などをノートに取っておく。
事後課題:毎回の授業で読んだ箇所を読み直し、内容について自分の考えを整理しておく。 
授業の形式 授業は割り当てられた回を担当する受講者を中心に展開される。 
アクティブラーニングに関する情報 受講者が中心となり、口頭発表やディスカッションを通して主体的に授業を展開する。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 口頭発表(30%)、授業内活動(30%)、期末テスト(40%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む) 15回すべての授業を出席することが原則である。また5回以上欠席した受講者に対しては単位認定しない。遅刻は30分までとし、遅刻3回で1欠課とする。 
担当講師についての情報(実務経験)