科目情報
科目名 幾何学講究II 
クラス a 
授業の概要 幾何学・トポロジーのより高度な内容(力学系)をゼミ形式で学ぶ  
授業の到達目標 ・微分積分学の基礎的な内容を理解し,それを用いて幾何学的な主張を証明できるようになる.
・自ら論理の細部を詰め,正確に証明するということの意味を理解する.
・自分が学んだ内容を取捨選択し,適切に相手へ伝えられるようになる. 
授業計画 受講者が交代で発表するゼミ形式で行う.受講者全員が同じ回数だけ発表をする.
全員が毎週テキストを読んで予習し,発表またはディスカッションへの参加を行う.
内容
1力学系の例 
2微分積分学の復習 
3不動点と周期点 
4安定性集合と不安定集合 
5双曲性 
62次写像族 
7記号力学系 
8位相共役性 
9カオス 
10構造安定性 
11シャルコフスキーの定理の準備 
12シャルコフスキー定理の証明 
13シュワルツ微分 
14分岐理論 
15円の写像 
 
テキスト・参考書 講義で使用するテキスト:
新訂版 カオス力学系入門 第2版
Robert L.Devaney(著),後藤 憲一(訳),国府 寛司・石井 豊・新居 俊作・木坂 正史(新訂版訳),
共立出版,ISBN: 978-4320017054 
自学自習についての情報 発表者に限らず,全員が毎週テキストを読んで予習する.講義時の助言に基づいて復習も行う. 
授業の形式 ゼミ形式 
アクティブラーニングに関する情報 ゼミ形式で,学生が発表をする形式である.さらに,発表内容について学生同士ディスカッションして理解を深める. 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ゼミでの発表・ディスカッションの様子50%,最終レポート50%(卒業論文). 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし. 
担当講師についての情報(実務経験)