科目情報
科目名 気象学 
クラス − 
授業の概要 1.大気の運動としての気象学を、その裏に働いている物理法則を踏まえながら、系統的に取り扱う。
2.大気の性質を示す様々な現象や物理量を解説する。
3.大規模な大気の運動にかかわる個々の現象を定量的に把握する。
4.全地球的な大気の運動を考える。 
授業の到達目標 1.高等学校卒業程度の物理学や数学を予備知識とし、大気中の現象を定量的に扱うことができるようになる。
2.身近な気象現象を系統的に理解できるようになる。 
授業計画
内容
1大気の鉛直構造 
2理想気体の状態方程式、大気の静水圧平衡 
3上層気象観測と天気図 
4乾燥断熱減率と温位 
5大気中の水分と相転移 
6湿潤断熱減率・大気の鉛直安定度 
7降水過程 
8太陽放射・地球大気による吸収 
9温室効果・地球大気の熱収支 
10コリオリの力 
11地衡風・温度風・大気の境界のおける摩擦の影響 
12地球をめぐる大気の流れ 
13偏西風帯の波動と温帯低気圧 
14寒冷前線と温暖前線 
15数値予報と数値実験 
 
テキスト・参考書 [テキスト] 一般気象学、東京大学出版会、小倉義光著
 
自学自習についての情報 授業前に適宜予習をしておくこと。
レポート課題を行うことにより、復習を行うこと。 
授業の形式 講義形式で、毎回課題レポートを課す。 
アクティブラーニングに関する情報 授業中に質問時間を設けるので、積極的に質問すること。
気象庁のホームページを参考にすること。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 期末試験(60%)、課題レポート(40%)を合計して評価する。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 質問や疑問がある場合は、授業中やメールで積極的に行うこと。 
担当講師についての情報(実務経験) 1983年〜2022年3月まで本学に勤務し、定年退職後、現在は非常勤講師をしている。