科目情報
科目名 小学校理科教材論 
クラス − 
授業の概要 小学校理科の化学分野、生物分野を教えるために必要な基礎を養う。自ら教材を開発する際の着想の具体例を知る。学校現場で実践する際、役に立つような基礎的情報を提供する。1回の講義で1つのテーマや現象について講義を行う。
 
授業の到達目標 小学校の理科で扱う生物分野に関係する植物や動物について、児童や生徒に、生物の特徴、面白さなどを説明できるようになる。
また、自分で教材開発ができるようになる。小学校(中学校理科も含む)の理科で扱う化学分野に関係する内容について,学習指導要領との関係を理解し、演示実験や実験の指導、あるいは授業や理科クラブ等における教材開発を実践できる力をつける。特に「身近な現象」を題材にして,科学の本質を見失うことなく,実験・観察の大切さが認識できる。 
授業計画
内容
1野外観察を指導する際の注意/ICTを活用した野外観察 (今井) 
2昆虫のからだの観察 (今井) 
3観察のまとめと発表会 (今井) 
4生物の3Dモデル教材の開発・活用方法 (今井) 
5野生植物から栽培植物への進化 (南山) 
6栽培植物の生理生態と栽培管理 (南山) 
7在来作物とは何か(その特徴と学校園での栽培) (南山) 
8植物の基本的な体制と花のつくり(藤浪) 
9種子と幼植物の形 (藤浪) 
10初夏の植物の姿(キャンパスの野外観察) (藤浪) 
11植物観察のまとめと発表会 (藤浪) 
12物の溶け方(向井) 
13燃焼の仕組み(向井) 
14水溶液の性質(向井) 
15まとめと振り返り 
 
テキスト・参考書 テキスト
必要がある場合資料を配付する。

参考書
「教養のための昆虫学」(東海大学出版)
「学校園の観察実験便利帳」(農山漁村文化協会)
 
自学自習についての情報 オリエンテーションで紹介された各回の内容について、実施回までに資料や関連したHPなどを
参考にして事前自習し、課題意識をもって授業に望むこと。
教材開発に関連した課題やテーマに基づく発表を課すことがあるので、十分準備すること。 
授業の形式 講義と実験実習。教員によっては実物の掲示、写真やビデオも使用  
アクティブラーニングに関する情報 講義に併せ、観察、実験、討論、発表などの活動を含む。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 参加姿勢(20%)、レポート・小テストなど(80%)で評価する。
12回以上の出席で評価の対象とする。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 「授業計画」の講義内容の順番は変更する場合がある。
南山担当分の授業は、環境教育実践センターで実施する。
向井担当分の授業には,白衣・保護眼鏡・実験ノート・実験プリント等を必ず持参すること。 
担当講師についての情報(実務経験)