科目情報
科目名 住生活デザイン演習 
クラス − 
授業の概要 超スマート社会の到来によって、サーバー空間と現実空間が高度に融合し、居住の有り様も大きく変わってきている。住まいや暮らしの情報もVRやARによって提示されるようになってきた。しかし一方で、人と住まいの関係を紐解くには、現場(フィールド)に身を置き、人と人とのかかわり合いを通して、自分自身の感性を研ぎ澄ますことが求められる。
この科目では、住まいや暮らしをとらえる方法論、基本的技術、成果の還元方法を解説するとともに、現場で実践できるように発展させていく。 
授業の到達目標 1.住まいや暮らしをとらえるための方法としてのフィールドワークについての基礎知識を得る
2.住居学分野におけるフィールドワークの実践スキルを身につける
3.調査結果を考察し、成果をまとめ、発信することができる 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2住まいと暮らしのフィールドワークについて 
3住まいとまちの見方と調べ方 
4フィールドワーク対象の検討 
5調査の企画立案(目的、方法の明確化) 
6フィールドワークの計画 
7調査対象に関する事前研究 
8現地調査のための資料づくり 
9フィールドワーク(1)インタビュー 
10フィールドワーク(2)実測 
11フィールドワーク(3)撮影 
12フィールドワーク(4)記録 
13フィールドワークの成果報告書の作成 
14フィールドワークの成果発表 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:適宜必要な資料を配布する。
参考書:日本建築学会編『フィールドワークに出かけよう!住まいと暮らしのフィールドワーク』(風響社)2012
山崎義人他3名『はじめてのまちづくり学』(学芸出版社)2021 
自学自習についての情報 フィールドワークにむけての事前学習では、適宜紹介する文献資料に目を通し、調査計画を立て、資料を準備する。フィールドワーク後は、成果をまとめ、発表する準備をすること。  
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報 グループワーク、フィールドワーク、成果発表を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) フィールドワーク事前学習レポート(基礎知識の習得)20%、現地での演習参加状況(スキル・態度)40%、フィールドワークの成果(報告書・発表)40% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) フィールドワークについてはスケジュール調整を必要とするので、授業内容や順番が入れ替わることがあります。また、フィールドワークに伴う交通費等は自費となります。 
担当講師についての情報(実務経験)