科目情報
科目名 美術史I 
クラス − 
授業の概要 この講義では、教員が提供する美術史のフルコースを鑑賞するスタイルはとりません。この講義は講義や鑑賞というよりはむしろ、自ら屋台を巡ってさまざまな作品や批評をつまみ食いし、それらを自らコースとしてまとめ上げる実践です。
方法論としては、美術史に関連する書籍等を使用し、そこで紹介されている作品や実戦の背景にどういった他の作品群や理論が埋め込まれているのかをグループワークで明確にし、その過程を通じてさまざまな作品に触れ、美術史を自分の言葉で語ることを試みます。 
授業の到達目標 1. 美術史の背景にある作品や理論を知る。
2. グループワークを通じて理解を深め、知識を共有し、活用する。
3. 自分自身の考えを形成し、発表する。 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2絵画の造形的構成を見る 
3線遠近法 
4感情表現 
5静的配置 
6動的配置 
7日常の発見 
8主題の政治性 
9都市の風俗 
10光と色彩 
11装飾と平面 
12挿絵とイラストレーション 
13抽象と音楽 
14抽象とアクション 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 秋田麻早子『絵を見る技術――名画の構造を読み解く』(朝日出版社、2019年) 
自学自習についての情報 テーマごとに配布されるテクストを読み、内容をまとめ、自分自身の意見を書きだしてくる時間外学習が必要になります。
また、講義中に紹介する展覧会やイベント、映画、著作などを見て回ってください。 
授業の形式 講義、講読、鑑賞、グループワーク、グループディスカッション、発表。 
アクティブラーニングに関する情報 グループワーク、グループディスカッション、発表。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表と成果物(70%)+積極的参加(30%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) なし。 
担当講師についての情報(実務経験)