科目名 |
鍵盤楽器演習I |
クラス |
b |
授業の概要 |
古典派およびロマン派に属するピアノ作品の演奏法を習得する。 |
授業の到達目標 |
古典派およびロマン派の音楽をピアノで表現できるようにする。 |
授業計画 |
古典派やロマン派のピアノ作品を取り扱い、以下の内容に取り組む。
1.作曲家や作品に対する理解を深める。 2.楽譜を正確に読み取る。 3.技術的な困難を解決する。 4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。 5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。
なお、取り組む楽曲は受講生のピアノ演奏能力に応じて変更することがある。
回 |
内容 |
1 | ガイダンス/オリエンテーション |
2 | 古典派ソナタの構造について |
3 | モーツァルト ピアノソナタ KV 331 第1楽章 |
4 | モーツァルト ピアノソナタ KV 331 第2楽章 |
5 | モーツァルト ピアノソナタ KV 331 第3楽章(トルコ行進曲) |
6 | ベートーベン ピアノソナタ Op.49-1 ト短調 第1楽章 |
7 | ベートーベン ピアノソナタ Op.49-1 ト短調 第2楽章 |
8 | ロマン派の性格的小品について |
9 | メンデルスゾーン 無言歌集より ベニスのゴンドラの歌 |
10 | シューベルト 楽興の時 第3番 |
11 | シューマン 子供の情景 |
12 | ショパン ワルツ Op.34-2 |
13 | ショパン ノクターン遺作 嬰ハ短調 |
14 | ショパン マズルカ Op.7-1 |
15 | 授業の総括 |
|
テキスト・参考書 |
原則として古典派およびロマン派の音楽の中より、各人に適した課題を設定する。 モーツァルトやベートーベンなど古典派の作品にはヘンレ原典版の使用を推奨する。ショパンは楽譜選びが難しいので、授業内で提案する。 |
自学自習についての情報 |
本授業における自学自習は非常に重要である。練習方法についての助言は授業時に行う。 |
授業の形式 |
演習(レッスン形式) |
アクティブラーニングに関する情報 |
基本的には個人実技の分野ではあるが、自身の演奏を録音するなど、第三者的に判断する能力を身につけられると良い。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
ピアノの学習態度(50%)および実技の目標到達度(50%)から判断する |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
特記事項なし |
担当講師についての情報(実務経験) |
ピアノ演奏歴40年以上の教員がその演奏経験を生かしてレッスンを行う。 |