科目情報
科目名 鍵盤楽器演習II 
クラス b 
授業の概要 バロックに属するピアノ作品の演奏法を学習し、その時代の特徴を捉える。
その上で、ピアノの演奏を行う。 
授業の到達目標 バロックの作品の演奏解釈、及び演奏法を習得する。 
授業計画 鍵盤楽器作品のうちバロック時代のものを取り扱う。

1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。

取り扱う楽曲は、受講生の実技能力に応じて変更することがある。
内容
1ガイダンス/オリエンテーション 
2バロック音楽における多声音楽と舞曲について
チェンバロについて 
3J.S.バッハ インヴェンション 第3番 
4J.S.バッハ インヴェンション 第1番 
5J.S.バッハ フランス組曲第5番より アルマンド 
6J.S.バッハ シンフォニア第4番 
7ペッツォルト メヌエット ト長調 
8J.S.バッハ パルティータ第2番 サラバンド 
9J.S.バッハ シンフォニア第5番 
10スカルラッティ 田園ソナタ 
11クラーク デンマーク王子の行進 
12ヘンデル 調子の良い鍛冶屋 
13ヴァレンティ イントルチャのおどり 
14ラモー タンブーラン 
15授業の総括 
 
テキスト・参考書 原則としてバロックの音楽の中より、各個人に適した作品を選ぶ。
使用する楽譜は、バロック作品の学習経験者であれば原典版(ヘンレ、ベーレンライター、ウィーンなど)を、
そうでないものには校訂版(春秋社など)を推奨する。 
自学自習についての情報 本授業において、自習は非常に重要である。個人練習の方法については、授業中に助言する。 
授業の形式 演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 基本的には個人実技の分野ではあるが、自身の演奏を録音するなど、第三者的に判断する能力を身につけられると良い。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ピアノの学習態度(50%)および実技の目標到達度(50%)から判断する
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし  
担当講師についての情報(実務経験) ピアノ演奏歴40年以上の教員がその演奏経験を生かして指導する。