科目情報
科目名 鍵盤楽器演習IV 
クラス b 
授業の概要 各個人で自由に定めたピアノ作品の演奏法を学習し、特徴を把握する。 
授業の到達目標 様々な音楽をピアノで表現できるようにする。 
授業計画 鍵盤楽器演習1〜3を通して学んだことを振り返り、様々な課題に取り組む。
中学校で教育実習を行うものに対しては、教材や校歌の弾き歌いを課題とすることもある。

1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。

受講生のピアノ演奏能力や希望に応じて、取り扱う作品を変更することがある。
内容
1ガイダンス/オリエンテーション 
2バロック時代の作品/J.S. バッハ 平均率クラヴィーア曲集第1巻より 第8番 プレリュード 
3バロック時代の作品/J.S. バッハ 平均率クラヴィーア曲集第1巻より 第8番 フーガ 
4古典派の作品/モーツァルト ピアノソナタ KV310 第1楽章 
5古典派の作品/モーツァルト 幻想曲ニ短調 KV397 
6ロマン派の作品/メンデルスゾーン 無言歌より 狩りの歌 
7ロマン派の作品/シューベルト 即興曲D935 第3番 
8ロマン派の作品/ショパン 英雄ポロネーズ Op.53 
9ロマン派の作品/シューマン 幻想曲 Op.17 
10ロマン派の作品/ブラームス 2つのラプソディ Op.79より 第1番 
11ロマン派の作品/リスト 愛の夢第3番 
12近現代の作品/ドビュッシー 映像より 水の反映 
13近現代の作品/ラヴェル 鏡より 洋上の小舟 
14近現代の作品/バルトーク アレグロ バルバロ 
15授業の総括 
 
テキスト・参考書 各人の音楽理解に合わせたものを授業内で指定する。
基本的には原典に近い楽譜(原典版や初版など)を推奨するが、選択した作曲家の作品を勉強した経験が少ない者には、校訂版の使用を提案する。 
自学自習についての情報 本授業において、自習は非常に重要である。個人練習の方法などを授業内で助言する。 
授業の形式 演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 基本的には個人実技の分野ではあるが、自身の演奏を録音するなど、第三者的に判断する能力を身につけられると良い。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ピアノの学習態度(50%)および実技の目標到達度(50%)から判断する
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項なし  
担当講師についての情報(実務経験) ピアノ演奏歴40年以上の教員が、その演奏経験に基づき指導する。