科目情報
科目名 伴奏・重奏II 
クラス − 
授業の概要 2台のピアノ用作品、ピアノ連弾作品、及びピアノによる伴奏を持った作品について演奏法を学習する。 
授業の到達目標 2台のピアノ用作品、ピアノ連弾作品、及びピアノによる伴奏を持った作品を演奏し、アンサンブルにおける演奏法を習得する。 
授業計画 複数人で演奏するピアノ作品を取り扱う。

1.作曲家や作品に対する理解を深める。
2.楽譜を正確に読み取る。
3.技術的な困難を解決する。
4.フレージングなど表現上のまとまりを考える。
5.演奏様式や楽曲分析などを行い、楽曲を把握する。
6.互いの音楽を尊重し、アンサンブルを形成する。

受講生のピアノ演奏能力に応じるため、課題を変更することがある。
内容
1ガイダンス/オリエンテーション 
2連弾作品、2台ピアノ用作品に特有の演奏技術について 
3ドヴォルジャーク スラヴ舞曲 第10番 
4ブラームス ハンガリー舞曲 第5番 
5ベートーヴェン(ウルリッヒ編連弾版) 交響曲第5番「運命」第1楽章 
6ビゼー 子供の遊びより 舞踏会 
7シューベルト 幻想曲 Op.103 
8モーツァルト 2台のピアノためのソナタより 第1楽章 
9ショスタコーヴィッチ コンチェルティーノ Op.94 
10インファンテ アンダルシア舞曲 
11プーランク 2台のピアノのためのソナタ 
12伴奏に特有の技術について 
13マスネ タイスの瞑想曲(ピアノ伴奏部)
モンティ チャルダッシュ(ピアノ伴奏部) 
14教育現場で使用される歌唱(合唱)教材の伴奏(自由選択) 
15授業の総括 
 
テキスト・参考書 2台のピアノ用作品、ピアノ連弾作品、及びピアノ伴奏を持つ作品の中より、各グループに適した作品を選ぶ。 
自学自習についての情報 本授業において、自習は非常に重要である。練習方法等についての相談は随時受けつける。 
授業の形式 グループによる演習(レッスン形式) 
アクティブラーニングに関する情報 毎回の授業内での指示や注意事項について、次回の授業までに各自で習得すること。その際、相手とよく相談して音楽の方向性を揃えてくること。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ピアノの学習態度(50%)および実技の目標到達度(50%)から判断する
 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 各受講生の組み合わせは講義内で決定するが、希望がある場合には考慮する。 
担当講師についての情報(実務経験) 室内楽(アンサンブル)演奏歴30年以上の教員が、その演奏経験に基づいて指導する。