科目情報
科目名 スポーツ医学 
クラス − 
授業の概要 スポーツに伴う身体の変化と健康への影響について述べ、さらに教員やスポーツ指導者が知っておくべきスポーツ外傷・障害の概要とその処置、予防について述べ、予防医学としてのスポーツ医学の意義についても言及する。第7回から9回に実技を実施し,駅伝大会のメディカルチェック,フィジカルチェックあるいはストレッチングや筋力トレーニングなどを集中講義形式(土曜日の3コマ)で行う. 
授業の到達目標 1. スポーツ指導者,スポーツ愛好家に必要な医学的知識を獲得する。
2. スポーツ外傷と障害のメカニズムを理解する。
3. 応急処置とリハビリテーションの重要性を知る。
4. 障害予防のためのコンディショニング内容を知る。
5.スポーツ傷害が発生した際に,適切な対応をとることができる。 
授業計画
内容
1ガイダンス,スポーツ傷害・スポーツ概論 
2スポーツ外傷1:骨折・頭部外傷など 
3スポーツ外傷2:筋肉・靱帯損傷など 
4スポーツ外傷3:外傷への対応,RICE処置など 
5スポーツ障害1:上肢 
6スポーツ障害2:下肢 
7コンディショニングの実際1:上肢(実技) or フィールドでのメディカル・フィジカルチェックの体験(集中講義) 
8コンディショニングの実際2:下肢(実技)or フィールドでのメディカル・フィジカルチェックの体験(集中講義) 
9コンディショニングの実際3:体幹(実技)or フィールドでのメディカル・フィジカルチェックの体験(集中講義) 
10運動器チェックの実際(実技) 
11学童期における運動器障害(学校検診) 
12スポーツと栄養 
13スポーツと健康(子供と高齢者における問題) 
14メタボリックシンドロームとロコモティブシンドローム 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:とくになし
参考書:図解スポーツ健康科学入門、北條達也編、金芳堂 
自学自習についての情報 授業時に参考となる資料やサイトを提示する。 
授業の形式 口述、板書、パワーポイントによる講義。必要に応じて資料を配布。 
アクティブラーニングに関する情報 実際の経験をもとに考える機会を持つ。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1. 授業への参加度:20%(※出席率が2/3以上の場合のみ評価対象)
2. 期末の筆答試験とレポート。60%
3.平常点(授業中の態度,小テスト等)20% 
その他(授業アンケートへのコメント含む) スポーツを積極的に行っている学生や自身の身体(骨,筋肉,関節など)について知りたい学生に履修をすすめます.
また将来教員を希望し,運動指導を行う機会のある学生に関しては,スポーツ指導中の事故が発生する可能性があるため,特に受講をすすめる. 
担当講師についての情報(実務経験)