科目名 |
保健体育学演習I |
クラス |
a |
授業の概要 |
この授業では、わが国における戦後体育授業実践の系譜を振り返りながら、新学習指導要領における体育科および保健体育科の考え方について理解を深める。 |
授業の到達目標 |
戦後の体育授業史および新学習指導要領を踏まえながら、これからの体育・保健体育授業のあり方について考察することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | 戦後学習指導要領の変遷(1) 新体育・生活体育 |
3 | 戦後学習指導要領の変遷(2) 体力つくり |
4 | 戦後学習指導要領の変遷(3) 楽しい体育 |
5 | 戦後学習指導要領の変遷(4) 体育の学習成果 |
6 | 体育授業の目標構造に関する論議(1) 体育4領域の特性 |
7 | 体育授業の目標構造に関する論議(2) 手段論と目的論 |
8 | 体育授業の目標構造に関する論議(3) アカウンタビリティ |
9 | 基本の運動・体操から体つくり運動へ(1) 体つくり運動の領域特性 |
10 | 基本の運動・体操から体つくり運動へ(2) 多様な動きと体力 |
11 | 基本の運動・体操から体つくり運動へ(3) 体ほぐしの運動 |
12 | ボール運動領域の変遷と論議(1) 種目主義からの脱却 |
13 | ボール運動領域の変遷と論議(2) ボール運動の系統性 |
14 | ボール運動領域の変遷と論議(3) オンザボールとオフザボール |
15 | まとめ 体育は何を教え何を学ぶ教科か |
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テキスト・参考書 |
参考書 新版体育科教育学入門(大修館書店) 月刊誌体育科教育(大修館書店) |
自学自習についての情報 |
体育・保健の授業の内容に関するディスカッションを中心に行いますが、例えば電子メールを打つにしても論理的・建設的な意見交換と日本語表現ができるよう、普段から心がけるようにしてください。 |
授業の形式 |
講義・演習 |
アクティブラーニングに関する情報 |
学習した内容を踏まえながら、特に体育授業実践における問題発見とその解決プロセスについて熟考し、他の履修者に対する解説やプレゼンテーション等を実施する。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業への参加貢献、レポート課題の総合評価(50:50) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
履修生が希望する学校種等を踏まえ、事前に説明の上、授業計画を変更することがあります。 また、感染症等への対応によって、対面、オンライン、課題学習、補講等の授業形態をとることがあります。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
担当講師は、体育科教育学、体育授業研究、体育教師教育に関する研究をすすめていますが、大学の教員となってからも、小中高等学校等の現場において、研究成果を踏まえた実際の体育・保健体育の授業を行っていて、その経験を含めた授業内容を計画しています。 |