科目情報
科目名 英語(アカデミック)中級 
クラス − 
授業の概要 アメリカの小説家 J.D. Salinger (1919-2010) による小説 The Catcher in the Rye (1951年出版)を読む。この小説は、16歳の高校生 Holden Caulfield が高校を退学になり、クリスマス前のニューヨークを放浪する3日間の物語で、アメリカ社会にさまざまな影響を与えたのみならず、日本の小説やアニメにも影響を与えている。スラング混じりのアメリカ口語文体で書かれたこの作品は、原文で読まなければ味わうことはできない。事前に、J.D. Salinger の伝記映画、「ライ麦畑の反逆者- ひとりぼっちのサリンジャー」を観ておくことを勧める。 
授業の到達目標 1.主人公である Holden Caulfield の心情を、自分の高校生時代の心情と重ねて考察することができる。
2.自分が学校教員であると仮定して Holden Caulfield の心情を考察することができる。
3.自分が Holden Caulfield の親だとして、その心情を考察することができる。
4.作者とその時代、作品の社会への影響についての知識を得ることができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション
Chapter 1, 2 
2Chapter 1, 2 
3Chapter 3, 4 
4Chapter 5, 6 
5Chapter 7, 8 
6Chapter 9, 10 
7Chapter 11, 12 
8Chapter 13, 14 
9Chapter 15, 16 
10Chapter 17, 18 
11Chapter 19, 20 
12Chapter 21, 22 
13Chapter 23, 24 
14Chapter 25, 26 
15Review 
 
テキスト・参考書 テキストには以下の本を指定します。
The Catcher in the Rye : J. D. Salinger
【出版社】 Penguin Books Ltd.
【出版年月日】 2010/03
【ISBN-13】 978-0-241-95042-5 
自学自習についての情報 授業では、毎回chapterを2つずつ進みます。必ず予習をして、気がついたことについて調べておくこと。
 
授業の形式 演習形式。授業は発表担当者の発表を中心にディスカッションを行う。  
アクティブラーニングに関する情報 前もって各Chapter を割り振っておくので、自分の割り当てに関して十分な発表ができるように、準備を怠らないこと。作品への理解だけでなく、時代背景・社会的影響などについても、幅広く調べておくこと。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 期末テスト(60%)授業への主体的取り組み(40%)
30分以上の遅刻は欠席とみなす。また、遅刻3回で欠席1回とみなし、単位認定には全授業回数の2/3以上の出席が必要。 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 特記事項無し 
担当講師についての情報(実務経験) 京都・大阪での私立・府立・国立高等学校、大学での指導経験がある。