科目情報
科目名 カリキュラムの開発と実践B 
クラス − 
授業の概要 第1に受講生の勤務している学校におけるカリキュラムの特色と課題をもとに、受講生とともにこれからの教育課程で求められているカリキュラム・マネジメントの取り組みについての学習を深める。
 第2には教科横断的な視点でカリキュラム・マネジメントに取り組んでいくために、受講生のこれまでの経験(教科・総合的な学習の時間などの指導)を踏まえて、現代的なテーマ(人権教育・主権者教育など)を取り上げ、校種それぞれにおけるカリキュラムの構想・開発を行なう。
 
授業の到達目標 【授業のテーマ】
カリキュラム開発と運営の実際、これまでの実践の省察
【到達目標】
・勤務校のカリキュラムの特色と課題を認識し、より良いカリキュラムの開発・構想することができる。
・各教科の単元を構成し、授業を効果的に位置づけ、現代的なテーマのカリキュラムを構想することができる。
 
授業計画
内容
1イントロダクション  ―授業計画の説明―
カリキュラムの概念について確認する。
現代的教育課題をテーマとするカリキュラム開発のためのグループ編成を行う。  
2教育課程の変遷1  ―教育目的と教育課程―
教科課程の時代を中心に 「学制」・「教育令」・「学校令」・「教育勅語」と教育課程について確認する。
 
3教育課程の変遷2  ―教育目的と教育課程―
学習指導要領改訂を中心に 経験主義・系統主義と新しい教育課程について確認する。 
4各校のカリキュラムの特色と課題  ―各勤務校の教育目標と教育活動の確認―
 受講生の勤務校の教育目標・教育内容・教育方法、学校教育全体の中での位置づけなどの確認を行うとともに各自これまでの自分の実践に関する省察を行う。 また、次週より始まるプレゼン準備を行う。 
5特色あるカリキュラム開発と教育内容創造の視点T
勤務校におけるカリキュラムからその特色と課題についてプレゼンを行う。
その上で「特色あるカリキュラム開発」の基本的視点、教育内容創造の方法、学校教育全体の中での位置づけなどについて検討する。 
6特色あるカリキュラム開発と教育内容創造の視UU
勤務校におけるカリキュラムからその特色と課題についてプレゼンを行う。
その上で「特色あるカリキュラム開発」の基本的視点、教育内容創造の方法、学校教育全体の中での位置づけなどについて検討する。 
7特色あるカリキュラム開発と教育内容創造の視点V
勤務校におけるカリキュラムからその特色と課題についてプレゼンを行う。
その上で「特色あるカリキュラム開発」の基本的視点、教育内容創造の方法、学校教育全体の中での位置づけなどについて検討する。 
8特色あるカリキュラム開発と教育内容創造の視点W
勤務校におけるカリキュラムからその特色と課題についてプレゼンを行う。
その上で「特色あるカリキュラム開発」の基本的視点、教育内容創造の方法、学校教育全体の中での位置づけなどについて検討する。 
9特色あるカリキュラム開発と教育内容創造の視XX
勤務校におけるカリキュラムからその特色と課題についてプレゼンを行う。
その上で「特色あるカリキュラム開発」の基本的視点、教育内容創造の方法、学校教育全体の中での位置づけなどについて検討する。 
10特色あるカリキュラム開発と教育内容の創造T【人権@】
各自が持ち寄ったカリキュラム(人権@)をグループで相互評価・相互批正し、改善した各自のカリキュラムを全体で発表する。 現勤務先の教育課題との接続を意識する。 
11特色あるカリキュラム開発と教育内容の創造T【人権A】
各自が持ち寄ったカリキュラム(人権A)をグループで相互評価・相互批正し、改善した各自のカリキュラムを全体で発表する。 現勤務先の教育課題との接続を意識する。  
12特色あるカリキュラム開発と教育内容の創造T【人権B】
各自が持ち寄ったカリキュラム(人権B)をグループで相互評価・相互批正し、改善した各自のカリキュラムを全体で発表する。 現勤務先の教育課題との接続を意識する。  
13特色あるカリキュラム開発と教育内容の創造W【主権者@】
各自が持ち寄ったカリキュラム(主権者@)をグループで相互評価・相互批正し、改善した各自のカリキュラムを全体で発表する。 現勤務先の教育課題との接続を意識する。 
14特色あるカリキュラム開発と教育内容の創造W【主権者A】
各自が持ち寄ったカリキュラム(主権者A)をグループで相互評価・相互批正し、改善した各自のカリキュラムを全体で発表する。 現勤務先の教育課題との接続を意識する。
 
15まとめ  
カリキュラム・マネジメントと地域連携
GIGAスクール構想とカリキュラム・マネジメント 
 
テキスト・参考書 [テキスト]使用しない
[参考書] 考えを深めるための教育課程 ミネルヴァ書房 
自学自習についての情報 これまでの実践の記録を整理し、省察の材料として活用する。現勤務先の教育目標・教育課題について、それぞれで省察しておく。 
授業の形式 グループでの作業と全体での交流を中心に授業を進める。 
アクティブラーニングに関する情報 理論を学ぶだけではなく、現場での経験をもとにしてクラスで課題を設定し、それに基づいた議論を行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・レポートとプレゼン1 勤務校におけるカリキュラムの特色と課題(40%)     
・レポートとプレゼン2 特色あるカリキュラム開発(40%) 
・授業への参加度および発言(20%)
 
その他(授業アンケートへのコメント含む)  
担当講師についての情報(実務経験)