科目情報
科目名 教育相談コミュニケーション論 
クラス − 
授業の概要 カウセリングの諸技法、および、近年注目を集めている開発的カウンセリングの一つである心理教育の概要について、講義を通じて理解する。
また、カウンセリングの諸技法をアサーショントレーニング、傾聴訓練を通じて習得する。 
授業の到達目標 @カウセリングの代表的な技法である精神分析、認知行動療法、パーソンセンタードアプローチの特徴を説明することができる。
Aカウンセリングの基本的な技法である傾聴を実践することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション:カウンセリングとは 
2アサーショントレーニング@:アサーションとは? 
3アサーショントレーニングA:アサーションと人権 
4アサーショントレーニングB:アサーションともののとらえ方、考え方 
5アサーショントレーニングC:アサーションともののとらえ方、考え方に関するグループワーク 
6アサーショントレーニングD:日常場面におけるアサーション 
7アサーショントレーニングE:日常場面におけるアサーションに関するロールプレイ 
8アサーショントレーニングF:課題解決場面におけるアサーション 
9アサーショントレーニングG:非言語におけるアサーション 
10開発的カウンセリングとは(学校における心理教育の概要) 
11体験的に理解する(自分の体験を通じて理解する) 
12傾聴訓練@:2人でのロールプレイ 
13傾聴訓練A:グループでのロールプレイ 
14カウンセリングの実際(ロージャースによるカウンセリング) 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 [テキスト]なし

[参考書]
平木典子 「改訂版 アサーション・トレーニング ―さわやかな〈自己表現〉のために」(金子書房)
諸富祥彦 「はじめてのカウンセリング入門(上)?カウンセリングとは何か」(誠信書房)
諸富祥彦 「はじめてのカウンセリング入門(下)?ほんものの傾聴を学ぶ」(誠信書房) 
自学自習についての情報 自分自身の日々のコミュニケーションをふりかえり、各回の授業内容を踏まえ、内省すること。  
授業の形式 講義、演習 
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ディスカッション、ロールプレイ 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 実習に対する参加度(60%)、期末レポート(40%)  
その他(授業アンケートへのコメント含む) アサーショントレーニングの効果を高めるため、
第2回から第9回までは集中講義形式で5月中の土曜日2日間に実施します。
詳細な日程は年度はじめにお知らせします。
アサーショントレーニングの資料代として700円かかります(集中講義当日に集めます)。  
担当講師についての情報(実務経験)