科目情報
科目名 現代の公教育と人間形成の課題 
クラス − 
授業の概要 現代社会の様々な現象、とりわけ子どもに関わる現象について、その背景、文脈について分析するとともに、その分析に
基づきながら、現代社会における人間形成の課題について考察し、公教育のありようについて検討を行う。 
授業の到達目標 学校のリーダーに求められる文脈を読み解く力を育成するために、現代社会における人間形成の課題を探求することを
テーマとする。
(1)現代社会のありように対する認識を深めること
(2)現代社会における公教育のありように対する認識を深めること
(3)現代の公教育における人間形成の課題に対する認識を深めること 
授業計画
内容
1オリエンテーション。授業の概要、進め方の説明、授業の課題に関する問題提起。 
2公教育の基本理念と現代的課題 
3社会の変化と学校・家庭・地域の関係 
4現代社会論の概説 
5少子高齢化社会の現状と課題 
6子どもの貧困と格差の課題 
7不登校と教育機会確保に関する課題 
8ネット社会と人間関係の課題 
9子どもの学力の課題 
10コロナ後の社会と人間形成の課題 
11コロナ後の社会における公教育の課題 
12ディスカッション@現代社会と人間形成に関わる課題の現状報告 
13ディスカッションA現代社会と人間形成に関わる課題の現状分析 
14ディスカッションA現代社会における人間形成の今後の課題 
15授業のまとめ 
 
テキスト・参考書 [テキスト]使用しない。
[参考書]河野和清編著『現代教育の制度と行政〔改訂版〕』福村出版、2017。そのほか、 授業の中で随時紹介する。 
自学自習についての情報 現代社会の諸問題に関して、さまざまな言説に触れ、その本質を論じた文献を多く読むことにより、自らの認識を鍛えること
が求められる。そのための自学自習に努めることが期待される。 
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報 グループ・ディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加度(30%)、レポート(70%) 
その他(授業アンケートへのコメント含む) 受講者との対話に努めます。 
担当講師についての情報(実務経験) 「アメリカ教育行政学」や「市町村教育委員会制度」などについて研究をしています。