科目名 |
子ども理解と臨床技法 |
クラス |
− |
授業の概要 |
人格理論・セラピー理論である深層心理学や精神分析の理論を学び、児童生徒についての深い理解と成長促進的なかか わり方について学ぶ。また、非言語的な表現療法である描画法や箱庭療法を体験的に学ぶことで、子どもの表現の読み取 り方やかかわり合いにおける相互作用の意義を学ぶ。 |
授業の到達目標 |
(1)子ども理解に有用な深層心理学・精神分析の考え方を身につける。 (2)描画法や箱庭療法の体験学習を通して、非言語的な表現・相互交流の意義を学ぶ。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション 子ども理解の意義 |
2 | 精神分析理論 自我心理学 |
3 | 精神分析理論 自由連想と防衛 |
4 | ユングの分析心理学 |
5 | 対象関係論 クラインとウイニコット |
6 | コフートの自己心理学 |
7 | エリクソンの精神分析的発達論 |
8 | 描画法:バウムテスト |
9 | 描画法:スクイッグル |
10 | 描画法:風景構成法 |
11 | 箱庭療法 |
12 | 箱庭療法の体験とディスカッション1:受講者による箱庭作成を行う。 |
13 | 箱庭療法の体験とディスカッション2:前回以外の受講者による箱庭作成を行う。 |
14 | 箱庭療法の体験とディスカッション3:前回以外の受講者による箱庭作成を行う。 |
15 | 箱庭療法の体験とディスカッション4:前回以外の受講者による箱庭作成を行う。 |
|
テキスト・参考書 |
[テキスト]なし [参考書] 青木紀久代著(2009)『徹底図解 臨床心理学』新星社 |
自学自習についての情報 |
上記の参考書の他に、角田他編著(2016)『子どもを育む学校臨床力――多様性の時代の生徒指導・教育相談・特別支援』 (創元社)にも、フロイトやユングの考え方を紹介しているので、参照のこと。 |
授業の形式 |
講義・演習・ロールプレイ |
アクティブラーニングに関する情報 |
#1〜#7はグループディスカッションを毎回行う。 #8以降は、体験学習を行いながら授業を進める。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
毎回のレポート(70%)と授業への積極的参加(30%)から評価する |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
特記事項無し |
担当講師についての情報(実務経験) |
公認心理師・臨床心理士である教員が、心理臨床・学校臨床経験を踏まえて授業を行う。 |