科目名 |
教科内容構成論 -社会科- |
クラス |
− |
授業の概要 |
社会科は、歴史学・地理学・政治学・社会学・法学など多数の学問を背景学問に置きながら、市民的資質の育成を目指す教科である。では、社会科を構成する各学問分野の内容と教科の目標である市民性をどのように接続させていけば良いのだろうか。本科目では、こうした問いを中心に、教科内容について考察していく。 |
授業の到達目標 |
1.社会科(社会科教育、地歴科、公民科)について、関連する分野における専門的な知識を習得できる。 2.社会科で育てたい市民像の視点から、教科内容を捉え直すことができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 社会科教育学とは何か |
3 | 理解主義を重視する社会科が教えようとする内容とは何か |
4 | 社会科学を重視する社会科が教えようとする内容とは何か |
5 | 社会形成を重視する社会科が教えようとする内容とは何か |
6 | 社会正義を重視する社会科が教えようとする内容とは何か |
7 | 世界の社会科教育では何を教えているか−アメリカ− |
8 | 世界の社会科教育では何を教えているか−中国− |
9 | ワークショップ フォトランゲージ(写真を使って行う学習法) |
10 | 公害・環境問題における「被害」とは何か |
11 | 歴史学における「国家」とは何か |
12 | 戦争と国家を歴史的に考える |
13 | 法と法学について |
14 | 裁判制度の現状と課題 |
15 | まとめ:社会科教育で教える内容はどのように決まるのか |
|
テキスト・参考書 |
社会認識教育学会編『新社会科教育学ハンドブック』明治図書、2012年. そのほか、必要な文献や資料は、担当者が授業中に配布する。また、参考文献は講義中に適宜紹介する。 |
自学自習についての情報 |
授業前に調査・研究を行う。 |
授業の形式 |
基本的には、演習形式で実施する。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
適宜ディスカッション等を行いながら授業内容の理解を深める。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
担当者4名で総合的に評価する ・討論やプレゼンテーションの様子 50% ・課題レポート 50% |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
なし |
担当講師についての情報(実務経験) |
|