科目名 |
障害児臨床 |
クラス |
− |
授業の概要 |
障害児を中心としたマイノリティの立場におかれる子どもたちについての先行研究を検討し、実践・研究の到達点を把握する。その上でいかにしてインクルーシブな学校・教育を作っていくのかを議論する。 |
授業の到達目標 |
1.関連研究の動向について説明できるようになる。 2.インクルーシブな学校・教育づくりに向けた将来展望を描く。 |
授業計画 |
履修者の関心・興味内容により講義内容は変更します。
回 |
内容 |
1 | インクルージョンという概念について解説する |
2 | マイノリティという概念について解説する |
3 | マジョリティのもつ特権性(ハラスメント等の内容を含む)について解説する |
4 | 障害児教育について主に歴史の観点から解説する |
5 | 障害児教育について主に指導法の観点から解説する |
6 | 障害児教育について主に心理学の観点から解説する |
7 | 障害児教育について主に社会学の観点から解説する |
8 | 学校における不登校について解説する |
9 | 障害児の不登校問題について解説する |
10 | アメリカにおけるインクルージョンの歩みと具体的な政策展開を概説する |
11 | イタリアにおけるインクルージョンの歩みと具体的な政策展開を概説する |
12 | スコットランドにおけるインクルージョンの歩みと具体的な政策展開を概説する |
13 | オーストラリアにおけるインクルージョンの歩みと具体的な政策展開を概説する |
14 | これまでの学びをもとに、インクルーシブな社会を作っていくための具体的施策を、「授業づくり」の観点から概説する |
15 | これまでの学びをもとに、インクルーシブな社会を作っていくための具体的施策を、「学校づくり」の観点から概説する |
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テキスト・参考書 |
原田琢也・伊藤駿編著(2024)『インクルーシブな教育と社会−はじめて学ぶ人のための15章』ミネルヴァ書房。 |
自学自習についての情報 |
自分の担当回はもちろん、それ以外の回についても書籍をしっかり読み込んでくること。 |
授業の形式 |
対面授業で実施しますが、必要に応じてフィールドワークなども採用し実施します。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループディスカッションを行います |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
提出されたレジュメ(60%)、議論への参加(40%) |
その他(授業アンケートへのコメント含む) |
講義の最初に、とりあげて欲しい内容について聞きます。どんな内容でもかまいませんので、普段の指導で疑問に思っていること、難しいと思っていることを聞かせてください。上記テキストを中心にしつつ、できるだけ皆さんの興味関心に応じた内容で講義を行います。 |
担当講師についての情報(実務経験) |
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