科目情報

科目名 障害児指導法特講  クラス −  授業の概要 障害、発達特性についての理解を深める中で通常の学校と特別支援学校における指導の在り方について検討する。  授業の到達目標 ・特別支援教育における個別の指導計画、個別の教育指導計画の作成と活用についての理解を深める。 ・障害とその学習特性、教育課程の編成、教科指導、自立活動、職業教育と進路指導についての理解を深める。 ・障害のある人の思いに触れ、指導の在り方について考える。 ・発達障害のある児童生徒への具体的な指導法について理解を深める。   授業計画 回 内容 1 個別の指導計画、個別の教育支援計画−作成と活用−  2 個別の指導計画−作成の実際−  3 視覚障害の指導−学習特性と教育課程の編成、教科指導、自立活動の指導、職業教育と進路指導−  4 聴覚障害の指導−学習特性と教育課程の編成、教科指導、自立活動の指導、職業教育と進路指導−  5 知的障害の指導−学習特性と教育課程の編成、教科指導、自立活動の指導、職業教育と進路指導−  6 肢体不自由・病弱の指導−学習特性と教育課程の編成、教科指導、自立活動の指導、職業教育と進路指導−  7 言語障害の指導−学習特性と教育課程の編成、通級指導教室における指導、通常の学級との連携−  8 自閉症について考える�@−自閉症の人の心−  9 自閉症について考える�A−東田直樹さんの人生観−  10 自閉症・情緒障害の指導−学習特性と教育課程の編成、学級における指導、通常の学級との連携、進路指導−  11 発達障害の子ども支援�@−発達特性のアセスメント−  12 発達障害の子ども支援�A−UDL:学びのユニバーサルデザイン−  13 発達障害の子ども支援�B−授業のUD:授業のユニバーサルデザイン−  14 発達障害の子ども支援�C−通級による指導−  15 特別支援学校のセンター的機能    テキスト・参考書 レジュメや資料は適宜配布 〈参考書〉 筑波大学特別支援教育研究センター・安藤隆男 編（2016）「特別支援教育の指導法[第２版]」（教育出版）  自学自習についての情報 ・授業最後に講義をふりかえり疑問点・感想等の記入を行い、次の授業で共有する中で考察を深める。 ・授業内で紹介する資料から理解を深める。  授業の形式 対話を交えた講義形式を中心に展開する。適宜、映像資料（ビデオ）を視聴する。授業の最後に感想を提出する。   アクティブラーニングに関する情報 適宜、グループディスカッションと発表を行う。   評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 小テスト・レポート（60％）・振り返りカード等の提出物（20％）、授業への参加度等（20％）   その他（授業アンケートへのコメント含む） 特記事項なし  担当講師についての情報（実務経験） ・中学校現場で19年間の教職経験（通常学級、特別支援学級、通級指導教室/特別支援教育コーディネーター、学年主任、研究主任、各校務分掌主任） ・理論だけでなく、実践現場をイメージする中でそれぞれの受講者が自ら考えを生み出していく授業を展開したいと考えている。